2026
10.28
教育研究情報
小学校教員を対象とした理科実技研修会
学校教育学科
教授 澤柿 教淳
小学校教員を対象とした理科実技研修会に参加させていただきました。今回、私に与えられたテーマは、小学校第3学年と第6学年における力学単元の教材開発と授業構想に関するものでした。
研修内容のメインとしたことは、実際に教材を作成すること、自分で作成した教材で遊ぶこと、その教材が思考の深まりとともにどのように変化・発展するかを体験的に議論すること、教材作成を支えてくれる様々な工具(電動ドリル、電工ペンチ、グラインダー、電熱線カッターなど)に触れることでした。
観察・実験を問題解決の主要な手続きとする理科の授業において、教材の果たす役割や、その教材にかかわって生まれる認知的葛藤、弁証法的対話プロセスについて、ご参会の先生方とともに体験的に議論を深める貴重な機会となりました。半日という限られた時間ではありましたが、充実した時間を過ごさせていただきました。どうもありがとうございました。


【参加者の感想】
・実際にグループで協力して教具を作ったり、実験したりすることがとても楽しかった。
・子どもたちにもこんな楽しい気持ちを味わってほしい。
・若い先生方にも、教材開発の楽しさを伝えたいと思った。
・理科という教科が魅力的であることを、この研修会を通して再確認した。
・進化・発展する教材、という視点は新鮮だった。
・改良の余地を残すことで、子ども自らが作り替えて学びを深めていくのは自分の授業にも取り入れたい。
・教科書通りの結果になる道具ではなく、子供たちが確かめたいことを自由に試せる道具を用意したい。
・認知的葛藤をあえて生むための発問を研究し、その後の検証もしっかり行いたい。
・学習の過程で、粘り強さなど自己調整につながる力が発揮されると思った。
・自分で試行錯誤してようやく得たものが、本物の知識になるのだと身をもって感じることができた。