2026
10.06
教育研究情報/アウトキャンパス・スタディ事例
理科ゼミ:青少年のための科学の祭典に出展
学校教育学科
教授 澤柿 教淳
信州大学を会場に開催された「青少年のための科学の祭典」に、理科ゼミのメンバーとともに出展しました。今回のテーマは「南極へGO!」。南極に生息するアデリーペンギンを題材に、楽しみながら科学に親しむことのできる3つの体験コースを用意しました。
1つ目は、石膏を使った「アデリーペンギンの足跡レプリカ作り」、2つ目は、紙粘土を使った「アデリーペンギンの足跡レプリカ作り」、そして3つ目は、ペンギンの歩く姿を再現した「ペンギン型2足歩行モデル作り」です。
出展に向けて、ゼミ学生たちは、参加者に楽しんでもらいながら活動の面白さを伝えられるよう、材料や手順、説明の仕方などについて検討を重ねました。事前に実際の運営を想定したリハーサルも行って臨みました。
当日は、小学生を中心に、中学生、大学生まで、幅広い年代の皆さんに参加していただきました。足跡レプリカ作りでは、型に材料を入れたり、形を整えたりする一つひとつの作業に丁寧に取り組む姿が見られました。完成したアデリーペンギンの足跡を手にする参加者の姿からも、実物の大きさや形を身近に感じてもらう機会になったことがうかがえました。
また、ペンギン型2足歩行モデル作りでは、モデルがうまくバランスを取りながら歩くよう、重心や部品の位置を少しずつ調整し、何度も試す姿が見られました。「どうすればうまく歩くだろう」と試行錯誤を繰り返し、時間を忘れるほど熱中して取り組む参加者の姿がとても印象的でした。
ブースの運営を担当したゼミ学生にとっても、今回の活動は貴重な学びの機会となりました。事前に考えていた説明や活動の進め方が、実際の子どもたちにどのように受け止められるのかを確かめながら、一人ひとりの様子に応じて声をかけたり、説明を工夫したりする経験ができました。参加者の表情や言葉、試行錯誤する姿から直接学ぶことは、教室での学修だけでは得ることのできない経験です。科学の面白さを伝えるとともに、子どもたちの学びの姿から学生自身も学ぶことができた「南極へGO!」。参加者とゼミ学生の双方にとって、科学や学びについて考える充実した一日となりました。

