教育研究情報

教職の魅力を発信し、未来の教師を育む
-2026年度松本大学教員養成連携協議会を開催

全学教職センター長
教授 吉原 寛

地域の教育を支える連携の場として

松本大学では、地域における質の高い教員養成の推進と、長野県教育委員会や市町村教育委員会、学校関係者との連携強化を目的として、「2026年度松本大学教員養成連携協議会」を2026827日に開催しました。協議会には教育委員会関係者、学校管理職、PTA代表、大学教員、学生代表などが参加し、教員養成の現状や課題について意見交換を行いました。また、本学の教職課程自己点検・評価の結果を共有するとともに、地域と大学が一体となった教員養成の取組について報告しました。

教職の魅力をどのように伝えるか

協議では、「教員不足の中、教員のなり手をいかに増やすか」をテーマに活発な意見交換が行われました。参加者からは、教職に対するネガティブなイメージが先行している現状が指摘される一方で、子どもの成長に寄り添い、その喜びや感動を共有できる教員という仕事の魅力を積極的に発信していくことの重要性が共有されました。また、高校生や大学生が教育現場や現職教員と接する機会を増やし、実際の学校の様子や教職のやりがいを体感できる環境づくりが必要であるとの意見が多く出されました。さらに、専門性を生かしながら学び続けることができる職業としての魅力や、地域社会を支える重要な役割についても議論が交わされました。

地域とともに未来の教員を育成

協議では、教員志望者の育成だけでなく、採用後の若手教員の定着支援や、多様な人材の確保、保護者や地域との連携の重要性についても意見が交わされました。学生委員からは、教育実習や子どもたちとの交流を通して教職への理解と意欲が高まった経験が紹介され、現場体験の重要性が改めて確認されました。また、「魅力ある教員との出会いが将来の教員志望につながる」「教員自身が生き生きと働く姿が子どもたちの憧れになる」といった意見も多く聞かれました。松本大学では今後も、教職センターを中心に地域の学校や教育機関との連携を深めながら、地域の未来を担う教員の育成に取り組んでまいります。

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吉原 寛

役職・職階:
全学教職センター長/教授
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