教育研究情報

松本大学後援会総会で講演「もしも南極が学校だったなら-昭和基地で考えた子どもたちの未来と学びのヒント-」

学校教育学科
教授 澤柿 教淳

5月31日、本学の後援会総会が開催され、その後の講演会にてお話をさせていただきました。

今回のテーマは「もしも南極が学校だったなら-昭和基地で考えた子どもたちの未来と学びのヒント-」です。南極はありのままの地球の姿が剥き出しになっている場所と称されるように、自然科学分野においてはまさに「教材の宝庫」といえます。実際、現地のフィールドワーク等を通じ、ペンギンやオーロラ、氷河、発電事情等に潜む多様な要素が教材となり得ることを実感いたしました。もしもこのような場所に子どもたちと一緒に訪れて、共に観察や実験を行うことができたとしたら、いかに有意義な時間になるだろうかと本気で考えたほどです。加えて、教材となる対象は、決して自然の事物・現象だけにはとどまらないということにも気付かされました。極域での研究活動を協働して進める「チームワーク」、困難に直面しても粘り強く改善を重ねて成功へ導く「レジリエンス」、氷の海を前進と後退を繰り返しながら割り進む「しらせ」の姿(ラミング航法)などにも、無限の教育的価値=学びのヒント=が息づいているように思います。

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澤柿 教淳

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