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松本市立博物館特別展「信州の工芸」観覧会を実施しました

観光ホスピタリティ学科
専任講師 脇園 大史

2025年6月6日、脇園ゼミでは松本市立博物館で開催された特別展「信州の工芸」鑑賞会を実施しました。市立博物館に集合後、担当学芸員の方に特別展の概要等をご説明いただいたのち、各自自由に特別展および常設展を鑑賞しました。学生はそれぞれの工芸作品を熱心に鑑賞しており、気になった作品についてその場で担当学芸員の方に質問する場面も見られました。一通り展示を鑑賞した後には、学芸員の方との懇談の時間を設けていただきました。学生からは展示室のデザインや気に入った作品の展示上の工夫といった、展示内容や学芸員業務に関する質問が相次ぎ、予定の1時間があっという間に過ぎるほどでした。お忙しい中ご協力をいただいた松本市立博物館の遠藤様、本間様、柳本様(御氏名、五十音順)および関係者の皆様に、この場を借りて改めて厚く御礼申し上げます。

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学芸員の方による解説

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熱心に鑑賞する学生

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作品について質問する場面も

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学芸員の方を囲んで懇談

午後からは松本の民芸運動に深く関わった丸山太郎氏が創館した松本民芸館へ移動し、常設展示を鑑賞しました。市博特別展のキャプションにもその名が多く記載されていた丸山太郎氏の収集品から、工芸品の奥深さを知るとともに、民藝や工芸が時代とともに多様化しつつあることに気づいた学生もいました。


民芸館の鑑賞後には、学生の企画によるまちあるきツアーを実施しました。城下に残る総堀の痕跡や現在も使われている井戸など、松本を流れる水とその歴史性に着目したツアーを発案してもらい、2時間ほどゆっくりと時間をかけて一帯を周りました。道中では水の飲み比べなども行い、五感で町の歴史を体感できるとても楽しいまちあるきとなりました。

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民芸館を鑑賞

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学生企画によるまちあるき

まちあるきツアーを企画いただいた荒井来実さん・巣山ほのかさん(ともに観光ホスピタリティ学科・3年)、また参加いただいた学生みなさん、本当にありがとうございました!脇園ゼミでは、博物館内外にあふれる地域資源の価値を一体的に感じてもらえるような観光のあり方について、今後も実践を通じて考えていきます。

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