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2025/06/03
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教育学部 大蔵ゼミ、御代田ゼミが合同で廃校を利用した複合施設を見学しました
学校教育学科
専任講師 御代田 桜子
5月13日(火)、大蔵ゼミ・御代田ゼミが合同でアウトキャンパスを行いました。
今回は、中山間地域における学校統廃合後の廃校活用の事例について学ぶため、まず、長野県飯綱町の自然体験交流施設「いいづなコネクトWEST」、そして創業交流施設「いいづなコネクトEAST」を訪問させていただきました。これらの施設は、学校統廃合により閉校となった旧牟礼西小学校と旧三水第二小学校をそれぞれ改修してつくられた廃校活用施設です。
学生たちは、学校施設の特徴を活かして、コミュニティラウンジ、ランドリー、食堂、宿泊施設、オフィス、醸造所など、地域内外の多世代が交流する拠点として幅広く利活用されていることに驚きつつ、閉校以前の学校としての息吹も同時に感じ取っていたようです。施設の運営・管理を担う事業担当者の方のお話も伺うことができ、人口減少下での地域における学校の役割や、地域づくりの課題について大いに学びを深めることができました。
また、野外活動施設「nagano forest village」にも立ち寄りました。地域の自然を活かした施設等のコミュニティでの役割について学び、それらを活用した自然体験活動の幅を広げていく展望を持つことができたのではないかと思います。