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2022年度入学式を挙行しました

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本日4月4日、2022年度入学式を挙行しました。

本年度は、松本大学・松本大学松商短期大学部・松本大学大学院で計741名の入学生を迎えました。

入学生の皆さん、おめでとうございます。

これから始まる大学生活が、皆さんにとって実りある充実したものとなることをお祈りいたします。

入学生数内訳

松本大学

  • 総合経営学部 総合経営学科 1年次入学生124名、3年次編入学生3名、2年次編入学生2名

  • 総合経営学部 観光ホスピタリティ学科 1年次入学生102名、3年次編入学生4名、2年次編入学生1名

  • 人間健康学部 健康栄養学科 1年次入学生77名、3年次編入学生3名

  • 人間健康学部 スポーツ健康学科 1年次入学生126名、2年次転入学生3名

  • 教育学部 学校教育学科 1年次入学生54名

松本大学松商短期大学部

  • 商学科 116名

  • 経営情報学科 115名

松本大学大学院

  • 健康科学研究科 博士前期課程5名、博士後期課程2名
  • 総合経営研究科 修士課程4名

2022年度入学式次第

以下に菅谷昭学長からの告辞をご紹介します。


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告 辞

すがすがしい春の陽光のもと、せせらぎの水もぬるみ、新たなる命の芽生えを肌で感じる季節となりました。

本日ここに、2022年度の入学式をこのようなかたちで挙行できますことを、大変嬉しく思っております。

ただいま入学を許可された741名の皆さん、松本大学、松本大学松商短期大学部ならびに松本大学大学院へのご入学、誠におめでとうございます。皆さんにお会いできる日を楽しみにしておりました。

今この壇上から、皆さん方の若々しい溌剌としたお顔と、希望にあふれた目の輝きを拝見することができ、大きな喜びと安堵の念を深くした次第であります。

と申しますのは、皆さん方は未だ収束の兆しを見せぬ新型コロナウイルス感染症の長期にわたる影響により、授業や部活動で様々な制約を受けつつ、思うようにならない経験を重ねながらの高校生活を余儀なくされたことと思います。とりわけ3年生になってからは、受験を控え、身体的のみならず精神的にも重苦しい日々を送られたものと推測しております。

しかし、そのような苦境の重圧にも屈することなく、大学入学者選抜を乗り越え、晴れて合格を手にして、皆さん方はまさしく今この場にいるのです。どうか自信と誇りを胸に、これからの学生生活を前向きに、意欲を持って臨んでいただくことを心より願っております。

さて、ここで本学について若干ご紹介しておきたいと存じます。松本大学ならびに松本大学松商短期大学部は、学校法人松商学園が設立し、運営しております。松本大学は今から20年前の2002年4月に、総合経営学部・総合経営学科定員200名の単科大学として開設されました。長野県を始め、松本市および松本広域連合から多大なご支援をいただいたこともあり、本学は大学運営の基本理念を「地域貢献」として、絶えず地域の発展や活性化に大きく寄与しています。

2007年には人間健康学部を、2011年には人間健康学部をベースにした大学院健康科学研究科の修士課程を、また2017年には教育学部を開設しました。昨年から健康科学研究科の修士課程を課程変更し、本学初の博士課程を設置しました。加えてこの4月から、総合経営学部をベースにした大学院総合経営研究科修士課程の設置が認可され、より高度な経営知識と最新の課題に対応できる人材の養成を目指し、新たな一歩を踏み出しました。

一方、松商短期大学部の歴史はさらに古く、今年の入学生が商学科で第70期生、経営情報学科で第31期生となります。「就職の松商」として地域における知名度は極めて高く、抜群の評価をいただいております。

このように皆さんが進学先として選んでいただいた本学は、長期にわたる揺るぎ無き実績を誇り、これからも飛躍を続けようとしている、高い潜在能力を秘めた高等教育機関であります。

ところで松本大学では、皆さん方の学修生活をより効果的なものとするために、日頃より絶えず改革・改善を試み、常に魅力ある学びの場を用意しております。特に本学の多くの科目で取り入れている独自の教育手法が、地域と連携した実践型教育「アウト・キャンパス・スタディ」であります。これは、学外での実践的学習と学内教育での理論とを融合させた手法、つまり、地域で確認した社会的課題を意識しながら、教員や仲間との議論や討議を通じて、課題解決の具体的な方策を探る手法で、まさに本学の学びの醍醐味といっても過言ではないと認識しています。

私は、目下、急速に進展しつつある少子化、高齢化、人口減少の時代において、活力ある地域の創造には、本日入学された皆さんのような、独創性と行動力に富む若い力が今まで以上に必要となるものと考えています。是非、積極的に地域へ足を運び、多様な経験を積み重ねることで、一人ひとりの内に秘めた優れた可能性を余すところなく発揮していただきたいと思います。

併せて、青年期というものは、人生において〝生きる〟ことの意味を真剣に考えたり、更には人格を形成する上において極めて大切な時期であります。人間味あふれる優れた教員と直に接しての学び、また生涯にわたる友ともなるべき仲間との貴重な出会いなど、こうした絶好の機会を決して無駄にすることなく、常にプラス思考の下、大いなる飛躍に向け力強く歩んでいかれることを心より願っております。

終わりになりますが、自然豊かにして文化薫るこの松本の地で、かけがえのない青春の日々に彩られたキャンパスライフを存分に満喫しつつ、自らの〝学びの旅〟をより一層深めていただくことを切に願い、入学にあたってのお祝いの言葉と致します。

改めまして本日は誠におめでとうございます。

2022年4月4日

松本大学

     松本大学松商短期大学部

松本大学大学院

      学長 菅谷 昭

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