学部学科・大学院
人間健康学部 人間健康学部の3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー
人間健康学部は、修得単位上の卒業要件を満たしたうえで、以下のような力を身に付け、総合的な能力を修得したと判断される学生に対し、学士の学位を授与する。
健康栄養学科
「食と栄養」に関する専門的な知識及び指導実践力をもって食と栄養に関わり、関連する課題把握、並びに課題解決に主体的に携わることのできる総合的な能力を身につけている。
- 「食と栄養」に関する専門的な知識と技能を身につけるだけでなく、地域社会を構成する一人の人間として不可欠な社会的マナーと幅広い基礎教養を身につける。
- 社会で活躍するために必要となる相互理解を達成できる能力、自ら判断し行動できる能力、そして関連する課題解決に必要な技能を身につける。
- 自ら生きる現代社会とその成り立ちに関心を持ち、食と栄養を中心に人とそれを取りまく環境を科学的に探究し、主体的に行動することができる。
スポーツ健康学科
専門的な知識及び実践力をもって運動とスポーツに関わり、健康の増進並びにスポーツの振興に貢献できる総合的な能力を身につけるために、次の3点を定める。
- 健康の増進並びにスポーツの振興に貢献するために必要となる、専門的な知識及び指導スキルを身につけている。
- 現代社会において運動とスポーツが果たすべき役割について、広い視野で多角的に分析し、自ら判断して行動できる実践力を、実習や演習を通して身につけている。
- 自らが生きる社会や取り巻く環境に関心をもって積極的に関わり、地域社会を構成する一員として必要な意欲及び態度を身につけている。
カリキュラム・ポリシー
1教育課程の編成方針
人間健康学部は、幅広い教養並びに基礎的能力と専門的能力を身につけた人間形成をめざし、以下の方針で教育課程を編成し実施している。
- 教養科目をモジュール化して科目設定の意図を明らかにする。
- 専門教育では講義、実験、実習、実技、及びゼミナールを階層的・横断的に配置し、専門基礎から、専門性応用・発展に段階的に進めるようにする。科目間の関連はカリキュラムツリーにより明示する。
- 専門的な技能や知識の学びに加え、学外における実践教育を重視し、地域の健康問題に「食と栄養」・「運動とスポーツ」などの面から関わりをもてる科目を設定する。
2教育目標
- 学ぶことの意味や方法を理解させ、自主的かつ自立的な学びの姿勢や態度を育成する。
- 地域や地域社会に関心を持たせ、健康問題など諸課題を多面的かつ論理的に理解する力を養成する。
- 柔軟な発想と積極的な実践力を備えた社会人としての基礎力を養成するために、幅広い教養、語学力、メディアリテラシー等を培う。
3教育方法に関する方針
健康栄養学科
食と栄養に関する知識や実践力を修得させ、分子から集団にいたる各階層での人の理解を基盤に、食と健康に関わる社会や地域の諸課題を解決する力を養成する。
スポーツ健康学科
運動とスポーツを人文・社会・自然科学など学際的・総合科学的視点から理解させ、学ばせること及び、技術面や指導力の向上が必要であり重視している。
アドミッション・ポリシー
人間健康学部は、学部及び学科理念、並びにディプロマ・ポリシーに基づき、それぞれ以下のような観点、項目に関心のある人材を受け入れるため、専門領域ごとの特性を踏まえた多様な入学制度を設けて、幅広く人材を受け入れることを基本としている。
特に、食や運動を通した健康づくりに貢献する専門的知識や技術、及び課題解決能力、さらにはそれらを生かすためのコミュニケーション能力の習得・向上を目指す人材を求めている。
健康栄養学科
| 求める人物像 | 総合型 選抜 |
学校推薦型 選抜 |
一般 選抜 |
共通テスト 利用選抜 |
|---|---|---|---|---|
| 1.専門的な知識を学ぶ上で必要な高等学校レベルの化学および生物学等の基礎学力を持つ人 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 2.栄養と健康に強い興味・関心を持ち、自らが身に付けた知識･技能を使い、様々な情報から現代社会における食の課題を適切に捉えることができる人 | 〇 | 〇 | ||
| 3.学習意欲が旺盛で、以下の3点のいずれかに該当する ・将来の目標に向かって努力することができる人 ・栄養や健康の面から地域社会に貢献したいという意志の強い人 ・課題解決に積極的に取り組みたいという意欲がある人 |
〇 | 〇 |
スポーツ健康学科
| 求める人物像 | 総合型 選抜 |
学校推薦型 選抜 |
一般 選抜 |
共通テスト 利用選抜 |
|---|---|---|---|---|
| 1.予防医学・健康づくり 現代社会や地域が抱える健康問題を知り、予防医学に関する専門的知識や運動指導方法を身に付けることで、運動やスポーツ活動を通して地域の活性化や健康づくりに活かそうとする人 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 2.地域スポーツ振興 地域のスポーツに関する課題や環境を知り、地域資源を活用したスポーツのビジネスモデルや振興策などを考案することで、豊かなスポーツライフの創造と地域の活性化に貢献しようとする人 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 3.学校教育・健康教育 今日的な教育課題を知り、子どものこころと身体を育てる体育科教育や健康教育を創造し、学校教育の改善・充実を目指そうとする人 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 4.アスリート・スポーツ科学 競技スポーツを継続して行い、競技力向上を目指して、スポーツを科学的かつ実践的に学び、選手や指導者としてスポーツに携わろうとする人 |
〇 |