松本大学大学院 健康科学研究科
院生紹介
大学院生からのメッセージ
研究テーマは、女性アスリートの妊娠・出産と競技キャリアの両立
鈴木 陽世梨 さん
健康科学研究科 博士前期課程2026年3月修了/松本大学人間健康学部スポーツ健康学科出身/長野県 中学校教諭(保健体育)
私自身が大学の陸上部で活動していたため栄養学・心理学・生理学の最新知識と実践力を修得したいと考えたこと、また、保健体育の専修免許が取得でき、最新の学びが将来の指導に役立つと考え大学院に進学しました。研究テーマは「妊娠・出産が女性アスリートに及ぼす心理・社会的影響要因」。育児中の元女性トップアスリートや大学生アスリートにアンケート調査を実施し、妊娠・出産と競技キャリアの両立を実現するための心理的・社会的支援のあり方を考察しました。この研究が、女性アスリートが競技者として自己実現できるきっかけになれば嬉しく思います。
まったく新しい仮説のもと老化の新たな真実を明らかにしたい
丸山 翔 さん
健康科学研究科 博士後期課程2年/松本大学人間健康学部健康栄養学科出身
将来、大学教員として研究と教育に携わりたいと強く思っていました。そうした中、スポーツ栄養学をきっかけに、運動や栄養によって大きく変化する骨格筋、「人の体が持つ緻密な制御機構」に関心を抱き、老化というあまり疑問視されていない事実に惹かれました。そこで「衰えない筋肉をつくる」ために骨格筋に起こる遺伝子の記憶を解明する河野教授の独自研究に参加するため大学院に進学。まったく新しい仮説のもと研究を行っているので、実験を通して自分の手で真実を明らかにできることにやりがいを感じています。研究成果を生活習慣の改善など社会的に応用できればと考えています。
日本学術振興会 特別研究員に採用
丸山翔さんが、日本学術振興会特別研究員(DC2)に採用されました。将来有望な若手研究者を支援する国の制度で、研究内容やこれまでの実績が高く評価されたものです。採用後は2年間にわたり研究奨励金や研究費の支援を受けながら研究に専念でき、今後のさらなる活躍が期待されます。
修士論文テーマ例
2025年度
- 優れた指導者は選手の競技離脱に対してどのような指導観を持って関わっているのだろうか?
- SPT16コンディショナルノックインマウスの作製
- 妊娠及び出産が女性アスリートの自己実現に及ぼす心理・社会的影響要因に関する総合的考察
2024年度
- マウス骨格筋の運動応答性における変異ヒストンH3.3K27R発現の影響
- 加齢中の骨格筋での運動に対する遺伝子応答におけるヒストンH3.3リン酸化の意義
2023年度
- 神奈川県湯河原町の青年期および壮年期における肥満と生活習慣に関する研究
- 乳児期に保護者が実施した離乳食への対応と3歳児期における食への困り事との関連
- 中央競技団体におけるスポーツ組織マネジメントの実態 -スケート・スピードスケート-
- マウスにおける咀嚼能力と全身運動機能の関係
2022年度
- 加齢によるマウス骨格筋の運動応答性変化とそのエピジェネティック機構の検討
- 運動による骨格筋ヒストンターンオーバー活性化におけるヒストンシャペロンSPT16の役割
2021年度
- 児童発達支援センターにおける障害のある子どもの保護者の食に関するエンパワメントを支援するための質的研究
- 後期回復期心臓リハビリテーションプログラムにおける活動量計の有効性
- 3T3-L1脂肪細胞におけるcAMPシグナル系による糖代謝調節遺伝子の発現調節機構の解析
- 運動誘発性H3K27me3修飾は骨格筋の遺伝子応答を強化する
- 壮年期における野菜摂取頻度に影響を与える生活習慣および食行動・食態度について ―質問紙を用いた量的調査と特定保健指導担当者へのインタビューに基づく計量テキスト分析から―
- 3T3-L1 脂肪細胞におけるZhx ファミリー遺伝子の発現調節機構の解析
博士論文テーマ例
2024年度
- EZH1 1/2スイッチング:マウス骨格筋における運動誘発性H3K27me3 およびH3K4me3を制御するメカニズムの検証
2023年度
- 幼児期・学童期における給食の教育的価値
長野県科学研究費助成金採択実績
一般財団法人長野県科学振興会が県内で科学研究をしている個人又は団体に交付する「科学研究費助成金」において、松本大学大学院生が採択された実績をご紹介します。
2018年度
| 大沢 育未 | 運動の新規効果「ヒストンターンオーバー」とH4K20me3の関係を検証する |
|---|
2016年度
| 花岡 由紀奈 | SHARP-2はインスリン遺伝子の転写に関与するか |
|---|---|
| 三島 歩実 | SHARP-2とATBF1との相互作用の解析 |
2015年度
| 座光寺 知恵子 | 癌化学療法中の患者における味覚障害の検証と支援のあり方について |
|---|---|
| 塚田 晃子 | インスリン誘導性時計遺伝子と SIRT ファミリー遺伝子の発現相関 |
| 柳澤 有希 | AICAR によるインスリン誘導性転写因子 SHARP-2 遺伝子の発現調節機構の解析 |