
大学情報
各種窓口 出前講座の申し込みについて
出前講座について
松本大学では、地域の皆様や高校生の皆様を対象に、所有する知的財産を提供・還元することを趣旨に「出前講座」を実施しています。地域社会で実施される各種学習会、シンポジウムに、講師・パネラーとして教員を派遣いたします。
また、高校生や中学生には学問の面白さ、奥深さを感じ取っていただくために出前授業を実施します。一覧をごらんいただき、講師・演題をお選びください。
対象は公共機関、教育機関(小・中・高・特別支援学校・幼稚園・保育所等)、公民館、生涯学習センター等。
なお、高校生対象の進路講話、推薦入試・AO入試対策講座などにつきましても承ります。リストにないテーマにつきましてもご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。
講座一覧
国際・文化
台湾の社会
近年、旅行やスイーツ、ドラマなどを通じて台湾に触れる機会が増え、若い世代の間でも「台湾ブーム」が起きています。長野県も、農産品や食品の台湾向け輸出、市場の開拓に力を入れています。この講義では、台湾社会をより深く理解し、良好な交流関係を築くために必要な視点や情報をお伝えします。
英語はどこからやってきたのか
英語はどこからやってきたのか?意外と知らない英語の成り立ちと歴史についてお話します。英語には「印欧祖語」と呼ばれる原型のようなものがありました。そこから英語はどんな歴史をたどってきたのか、英語と日本語の違いについて、また、英語のトリビア等についてお話します。英語とことばの不思議について、一緒に考えてみましょう!
図書館を使って情報収集(高校生向け)
学校にいる間はもちろん、社会人として生きていくためには、山のような情報の中から的確な情報を選び出し、自分の力で自分らしく使いこなす力が求められます。そのための、責任の所在がはっきりした情報を収集し提供しているのが図書館です。図書館の活用について学び、情報を正しく入手し活用する方法と大切さについて考えます。
図書館を拠点に地域活性化(一般の方向け)
近年、図書館は、本を静かに読んだり借りたりすることを中心にした「読書の館」から、新しい社会的な役割や意義、可能性を見つけ出そうとさまざまな取り組みを試みています。一方でその試みは、利用する住民の皆さんの図書館に対する既成概念も変わっていかなければ成功しません。図書館の立場と利用者の立場の両面から、役立つ図書館とは何か、また何をする図書館が地域に役立つのかなどについて一緒に考えてみませんか。
必要とされる図書館を考える(図書館職員向け)
すべての人に本(情報)を届ける、という図書館の仕事とは何でしょうか。すべての人に必要とされる図書館とはどんな図書館なのでしょうか。図書館が進化するとはどういうことなのでしょうか。図書館の可能性や役割の幅をもっと広げたいと考えている図書館の皆さんと一緒に、地域に必要とされる図書館とはなにかについて考えたいと思います。
サービスの国際化とマーケティング
有形なモノの取引と異なり、形のないサービスをマーケティングするには、サービスの本質を理解する必要があります。日本のサービス業の国際化の現状やサービスの国際収支の推移などを踏まえ、サービス・マーケティングの学びの面白さをご紹介します。
英語習得と文化適応:日系カナダ人の場合
カナダへの最初の日本人移民者として認知されているのは、1877年にバンクーバーの集落に住み着いた長崎県出身の永野万蔵という人です。その後のカナダへの移民数については1900年までは記録が残っていませんが、1941年までに累計約2万6000名がカナダへ移民したという統計があります。しかしここでいう「移民」という言葉が意味したことは、契約期間を明記した出稼ぎ労働者のことであり、現在一般的に意味するところの「自らの意志により定住を目的とした渡航」とは異なっていました。日系移民の場合、出稼ぎ先で結果的に定住したということになります。特に、1900年ぐらいまでは出稼ぎの性格が強く、その後2世の誕生とともにカナダの地に定住する意志が強くなっていきました。しかし彼等の生活を一変する不幸な戦争が起こりました。日本帝国海軍による1941年のハワイ真珠湾攻撃です。当時、米国と軍事同盟の関係にあったカナダのキング首相は、真珠湾攻撃の報を聞くと即刻対日宣戦を布告しました。その後、米国の日系人強制収容所送りなどに同調した政策をカナダ政府はとっていきました。戦争が終わってもしばらくの間、カナダ政府による日系人散在政策のもと、一地域に集中して日系人が暮らすことを国策として阻止しました。このような歴史に翻弄された日系カナダ人の英語習得と文化適応についてお話します。
日本人の知らない日本語
外国人の目で、日本語を見てみると、面白いことがたくさんあります。例えば、なぜ妻が自分の夫のことを「お父さん」と呼ぶのでしょうか。なぜ日本では家族を家族以外の人に紹介するとき、「お父さん」、「お母さん」ではなく、「父」、「母」と言うのでしょうか。この講座では、外国語としての日本語、また背景にある日本の文化を考えます。普段当たり前に使っている言葉の不思議発見です!
お問い合わせ・お申し込み先
【高等学校関係の方】
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松本大学 入試広報室
TEL.0263-48-7201
FAX.0263-48-7291
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【その他各種団体の方】
松本大学 エクステンションセンター
TEL.0263-48-7210