教育・研究
文部科学省採択事業 私立大学研究ブランディング事業
「私立大学研究ブランディング事業」に選定
文部科学省による「平成29年度 私立大学研究ブランディング事業」に、本学が選定されました。
本学が選定されたのは、タイプA【社会展開型】で、123校が申請し33校が選定されました。
健康づくりを核に
自治体・企業・医療機関と連携して進める
元気な地域づくり
本学の研究ブランディング事業プランは、地元自治体・企業、医療機関などと連携して、健康づくりを企業で働く現役世代にまで拡げ、企業と従業員の健康リスクを軽減し、医療費や健康保険料の抑制・削減を図ろうというものです。類似の取組は、ここ数年、(株)池の平ホテルやエアウオーター(株)といった企業と個別には進めてきているのですが、それをより大規模に展開し取り組むことを構想しています。また、関連するヘルスツーリズムを企画・実施して宿泊施設利用者を増加させることや、健康づくりに関連するソフトや機器類などの開発と、それらを商品とする事業化や起業なども視野に入れて取組を進めます。そうしたことが、総体として「元気な地域づくり」に繋がり、推進することになるはずです。
このように、本学の研究ブランディング事業は、「実証的研究」であるとともに、一つの「社会実験」でもあり挑戦的なものです。それを進めるために、全学的な人員・組織を構築し、委員会体制によって取り組んでいきます。
事業概要
健康づくりと地域づくりを連結させた特色ある地域貢献を大胆に展開することを通じて、本学の独創性と卓抜性を確固たるものにします。運動指導を中心とする健康づくりを地域住民及び企業従業員対象に実施して、体力向上とメンタル面の活性化を図り、医療費や保険料の抑制・削減効果を明らかにし、さらにそれを自治体・宿泊施設・医療機関と連携して地域資源である中小企業に拡げ、さまざま人が集う元気な地域づくりを実現します。
研究ブランディング推進・実施委員会の取組
実施体制は、学長の下に、人間健康学部(運動指導と栄養指導)、総合経営学部(メンタルケア、ヘルスツーリズム)、大学院健康科学研究科(データ収集・整理)、事務局(人事管理、会計他)などによって全学的な形で構築する。それを踏まえ、当面、以下のようなメンバーを事業推進・実施委員会委員及び協力員として選定し、今後は、本事業の進捗に伴って必要な人的補充・入れ替えなどを行っていくものとする。