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松本市 臥雲義尚市長の講義 「三ガク都をデザインする~地域特性に即した考察と戦略~」が行われました
松本大学図書館長
総合経営学部長 教授 清水 聡子
2024年7月17日、総合経営学科「松本大学と地域」(1年次必修科目)において、松本市 臥雲義尚 市長による「三ガク都をデザインする~地域特性に即した考察と戦略~」の講義が行われました。2022年6月30日、「三ガク都」松本のシンカ、2023年11月28日、「三ガク都」のシンカを加速に続き、3度目のご登壇です。
「東京一極集中の是正」「人口社会増の都道府県 長野県は3032人増で22年ぶりの社会増」を提示し、「松本市域の変遷から松本市の地域特性を考える」ことを学生に求めました。また「松本市の人口 地区別増減」のデータから「地域特性に即した政策展開を」として、①市街地〈松本駅前〉市街地再設計会議&集積化高度化、②郊外部〈芳川地区〉子育て支援施設&村井駅若者居場所、③山間部〈西部地区〉市立病院移設&デュアルスクールについて、詳細な説明がありました。
松本市が魅力ある地方都市として存続するためには「人口定常化」「三ガク都のシンカ 岳都 楽都 学都」「女性と若者に選ばれるまち」が必要であると学生に熱く語りかけ、「ポスト東京一極集中のトップランナーになる」「まちそのものが、仕事になる」「セカイ全体に目を凝らしジモトで行動を起こそう」と学生に呼びかけました。
松本大学図書館では清水ゼミとの協働で、「松本のシンカの道のり~ミライへ紡ぐ三ガク都の挑戦~」としてパネル展示を行っています。清水ゼミ3年生宮澤諒平さんは展示内容を説明し、臥雲市長とディスカッションを行いました。
松本大学では「学びは、地域にある。」をキャッチフレーズに、地域の抱える課題を発見し、それを解決するための知見と実践力を身に付ける様々なプログラムが実施されています。今回の臥雲市長の講義、問いかけは学生に大きなインパクトを与えました。松本大学生として何ができるか、地域の魅力の発見および情報発信者の役割をどう担っていくのか、主体的に学び、どう行動するか。さぁ、聴講した学生の皆さん、三ガク都(岳都・楽都・学都)をデザインすることができますか?
2024年10月14日(祝)、松本市立博物館において、「松本のミライを考えるワークショップ」が開催されます。松本大学総合経営学部清水ゼミ3・4年生は松商学園高等学校、長野県田川高等学校とともに参加いたします。アイデアを形にする作業です。学生、生徒の皆さんの奮闘にご期待ください。
臥雲市長、学生への温かいメッセージ、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。