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新学期からの新型コロナウイルス感染症感染防止対策について
松本大学新型コロナウイルス感染症対策本部長/学長
菅谷 昭
本学では、新型コロナウイルス感染症感染防止対策について、これまで「松本大学活動制限指針」に基づいて活動制限レベルを設定し、種々対応策を講じてきました。新年度についても、基本的には同様の方法で臨むこととしており、新学期からは以下のとおりとします。
昨年度まで、長野県は直近1週間の10万人当たりの新規陽性者数を基に感染警戒レベルを設定してきましたが、3月29日に、オミクロン株の特性や医療ひっ迫の状況などから、感染警戒レベルの判断根拠である新規陽性者数を現行の3倍とすることに加え、新たに、医療アラートに医療特別警報を新設することなどを発表しました。
また、文部科学省は3月22日、大学法人等を対象に「面接授業に適切に取り組んでいただきたい」との事務連絡を発出し、長野県知事も29日の記者会見において、「学校では通常の対面授業でスタートするのが基本」と発表しています。
本学としては、そうした状況を踏まえ、「【改訂版】松本大学活動制限指針」の活動制限レベルの判断基準を、感染警戒レベル特別警報Ⅱまではレベル4とし、レベル5以上は医療アラートに基づくこととしました。したがって、新学期からの活動制限レベルについては4とし、対面授業でスタートすることとします。
対面授業実施に当たっては、感染防止策を編集したパンフレット「松大コロナルール」を全学生に配布するなどして、感染リスクの高まる授業前後の休み時間、とりわけ昼食時等を中心に、不織布マスクの正しい着用・換気・近距離での会話禁止などを徹底し、一人ひとりが感染防止を自覚し正しい行動ができるよう取り組みます。また、教室の換気など感染防止対策については、二酸化炭素濃度計測器の導入をはじめ、大学を挙げて取り組んでまいります。