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2019/12/02
- 教育研究情報
長野県総合教育センター主催、2019年度「教員研修講座」を開催しました
健康栄養学科長
教授 髙木 勝広
11月15日(金)に、長野県総合教育センター主催の教員研修講座が、昨年に引き続き本学で開催されました。講座には、主に理科や農業科に携わる14名の高校の先生がたが参加されました。
実験は「PCR・電気泳動による遺伝子型解析実験」で、アルデヒドデヒドロゲナーゼ2 (酒に強さに関係する酵素)、ベーター3アドレナリン受容体遺伝子 (太りやすさに関係するタンパク質)、αアクチニン3 (筋肉を形づくるタンパク質の一つ) をコードする遺伝子を一つ選んで頂き、自身の遺伝子型をタイピングするという内容です。
実験では初めに自身のDNAを見たり、サーマルサイクラーという機械でPCR反応(ポリメラーゼ連鎖反応)を行いました。そして午後には、PCR反応産物を電気泳動にかけて、自身の遺伝子型を判定しました。
実験の様子を見ていて、参加された皆さんが終始とても熱心に取り組まれ、また好奇心をもって臨まれていたように感じました。受講されたベテランの先生から、「松本大学での講座の内容がとても新鮮で、やる気を起こさせてくれます。」という感想がありました。また分野の異なる先生方からは、「丁寧な説明と実験を通して、一塩基の違いで体質が異なることや今まで難しいと感じていたPCRのことが理解できた。」等々、大変ご好評を頂きました。
実験もスムーズに進み結果も比較的きちんと出せたので安心しました。また受講された先生がたから良い感想がたくさん頂き、今年も開講して本当に良かったと思います。
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