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遠山郷でフィールドスタディ2019を実施

観光ホスピタリティ学科
専任講師 田開 寛太郎

9月14日から9月16日までの3日間、飯田市上村、南信濃にて遠山郷エコ・ジオパークフィールドスタディを行いました。
今年で2回目となる飯田市「学輪IIDA共通カリキュラム」のひとつとして行われ、今回の参加大学は松本大学、東京農工大学の2校で、地元高校からは飯田OIDE長姫高校、飯田女子高校、飯田風越高校、下伊那農業高校の4校、計24名が参加しました。松本大学からは総合経営学部の2、3年生8名が参加し、他校との交流を深めました。

※本活動の趣旨や第1回目の詳細は、こちらのページをご覧ください。

1日目は遠山郷を知るための事前学習を行い、2日目は実際に遠山郷を4グループに分かれてのフィールドワーク、最終日は2日目に学んだことをお互いに発表しあいます。2日目のフィールドワークが、今回の活動のもっとも重要な活動で、①観光、②狩猟体験、③下栗地区、④水と人間の関わりのテーマに分かれて、それぞれの興味関心を基に調査項目を考え、遠山郷のさまざまな資源の価値や活用方法について学びました。

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フィールドスタディを行った学生の感想(一部)

狩猟体験(総合経営学部観光ホスピタリティ学科2年 山崎 駿次)

私たちのグループは鹿の解体から鹿肉を料理して食べるまでと、実際にわなを仕掛けているところを見る、という体験をしました。鹿の解体をする中で、動物としての鹿がスーパーに売っているような「食肉」に変わっていく様子はとても印象的で、命や食事に感謝することはもちろん、普段得られない特別な感情を得ることができました。

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水と人間との関わり(総合経営学部観光ホスピタリティ学科2年 水谷 拓斗)

「遠山の水事情を知り、人々がどう共生してきたかを考える」というテーマの下、活動を行いました。午前は、上町活性化委員会の方からお話を伺い、午後はそれを基に視察場所を決め、小規模水力発電所予定地や大島河原公園などでフィールド調査を行いました。中には、インタビューワーとして中々発言出来なかった学生が周りの学生に後押しされ、後半には積極的に発言出来るようになるなど、一人一人の成長が見られました。事前連絡無しで飲食店の方にインタビューをさせて頂いきましたが、それにも関わらず親切なおもてなしをいただき、遠山郷の方のあたたかさを感じることができました。

どのグループも充実したフィールドワークを行うことができ、3日目の活動報告会ではお互いが体験、調査してきたことを共有しあうことで、このフィールドスタディをより深いものにすることができました。

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今回の活動は大学高校の教職員、飯田市職員、遠山郷の皆様のおかげでとても実りあるものとなりました。ありがとうございました。

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