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松本大学×道の駅「中条」×国土交通省 連携企画
-88(やまんば)プロジェクト2018年後期 その3 -
総合経営学部 学部長 増尾 均
総合経営学科 学科長 室谷 心
総合経営学科 教授 成 耆政
総合経営学科 教授 清水 聡子
2018年12月10日(月)、松本大学において「88プロジェクト」4年間の活動への意見交換と今後の方向性についてミーティングを行いました。長野市道の駅「中条」指定管理者であるアクティオ株式会社植山貴司東日本営業部次長、下内光雄道の駅「中条」施設長、道の駅「中条」売店の小林彩子リーダーの3名にご出席いただき、増尾均総合経営学部長、室谷心総合経営学科長、成耆政総合経営学科教授、清水聡子総合経営学科教授、成ゼミ・清水ゼミ生22名、合計29名が参加しました。
清水ゼミ3年生、塚原京一さんが原稿をまとめましたので、ご覧ください。
総合経営学科 清水ゼミ3年 塚原京一
2018年10月21日に行われたスタンプラリー、11月3日に行われたむしくらまつりを含め、4年目となる88プロジェクトの総括が行われました。増尾均総合経営学部長の開会宣言、アクティオ株式会社植山貴司次長、下内光雄道の駅「中条」施設長、道の駅「中条」売店の小林彩子リーダーからご挨拶を頂戴し、清水ゼミ4年生は卒業論文の経過を報告しました。
- 松崎蓮さん・平林侑恭さん:「道の駅の現状と展望」
- 中村大地さん:「道の駅中条における6次産業化の現状と課題」
- 多田春菜さん:「老舗から学ぶ事業継承」
- 金子沙也加さん:「長野市中条の地域活性化」
- 山根大輝さん:「道の駅の登録と時代背景」
次に藤森龍平さんがむしくらまつりの反省や今後の課題について報告し、これまでの振り返りと今後の提案について、道の駅「中条」の皆さんと成ゼミ生・清水ゼミ生でミーティングを行いました。
今年のむしくらまつりでは、内田敦也さんが考案し、生身で演じたご当地キャラクター「ナカジョニー」による○?クイズ、鎌田栞さんが考案した「笹クレープ」100個限定販売、参加型イベントとして松本大学ブースにて「落ち葉アート」と「笹舟づくり」の企画・運営のほか、「笹おやき」700個、「にらせんべい」321枚を販売しました。学生のアイデアが数多く形となりました。
「ナカジョニー」はキャラクターを考案しただけではなく、AR(拡張現実)にも挑戦し、事前に動画撮影も行いました。「キャラクターを利用することにより親しみやすさが湧き、記憶に残る」、「存在感があるので情報発信が容易になる」というメリットを活かすことができ、下内施設長や植山次長からも高い評価をいただくことができました。私たちの提案を受け入れてくださり、準備をしてくださった道の駅「中条」の皆様のお陰です。改めて感謝致します。
今年度のむしくらまつりの反省として事前情報の伝達不足がありました。成ゼミ、小林ゼミ、清水ゼミと異なる3つのゼミが当日集まって活動をした結果、役割分担や時間配分などに課題が見つかりました。次回は今回の反省を踏まえ、事前に3ゼミ合同でガイダンスを開くなど対策を講じ、スムーズに活動ができるよう考えていきたいと思います。
『信濃毎日新聞』(2018年10月31日)の一面にも掲載された「ナカジョニー」を、内田敦也さんは迫真の演技で続投します。むしくらまつりでの○×クイズやスタンプラリーでの子どもたちへの声掛けはもちろん、「ナカジョニー」の新たな動画作成や新企画、商品紹介のPV作成など「ナカジョニー」のポテンシャルをさらに高め、アイデアを出し続けたいと思います。
下内施設長より「道の駅中条信州のりんごケーキ」をお土産として頂戴しました。こちらは発売されたばかりの新商品で、中条で収穫されたりんごをシナモンとアーモンドで風味を利かせた香ばしいケーキで、とても美味しかったです。
ミーティング後、「ナカジョニー」と「道の駅中条信州のりんごケーキ」の動画撮影をしました。内容は「ナカジョニー」がりんごケーキを実際に試食し、感想を述べるといったものです。下内施設長の「ナカジョニーをもっと大きく」という要望に応えるべく、新たな一歩を踏み出しました。
今回の総括での反省や提案を土台として、さらに機動的に地域活性化に繋げていきたいと思います。「88プロジェクト」ならびに「ナカジョニー」の今後の活躍にご期待ください。
増尾均総合経営学部長より開会宣言
道の駅「中条」の指定管理者、アクティオ株式会社植山貴司東日本営業部次長よりご挨拶
清水ゼミ3年生、藤森龍平さんがむしくらまつりの反省と今後の課題を報告
下内光雄道の駅「中条」施設長より司会を担当した金子沙也加さんへ「道の駅中条信州のりんごケーキ」
発売されたばかりの「道の駅中条信州のりんごケーキ」