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村民の健康づくり推進事業を支援

-原村と連携協定締結-

松本大学研究ブランディング事業推進委員会委員長
等々力賢治

去る5月22日(火)、松本大学と原村(長野県諏訪郡)の間で、村の健康づくり推進事業に関する連携協定の締結・調印式が行われました。これは村の国民健康保険事業の一環であり、昨年、スポーツ健康学科の-田邉ゼミの学生が担当したロコモティブシンドローム(運動器症候群)検査が好評であったことから、今年度についても継続の依頼があったものです。

それを踏まえた担当者の皆さんとの協議の中で、そうしたイベント的なものだけでなく、継続的な健康管理が課題であるとの認識と要望を踏まえて検討した結果、本学としては、「タグフィットネス」と称する運動促進プログラムを提案し、了解いただきました。詳細は省きますが、「タグフィットネス」は、参加者に歩行数や消費カロリーなどを記録できる活動量計を身につけてもらい、それをパソコン上のグループ・コンペサイトに集めることによって可視化するものであり、現在進めている研究ブランディング事業における運動指導の中核にあるものです。それによって、参加者相互間に"励まし合い"や"競争意識"を生じさせ、運動の持続・継続性と効果向上を図ることを狙いとしています。加えて、取組期間の最初と最後に参加者の体力データを測定するとともに、適切な時期に運動指導と栄養指導などを行う予定です。

村としては100人程度の参加者を見込んでいるとのことですので、多くの時間と労力、そして機器類などが必要になりますが、これまでにない取組です。これを農村地域における健康づくりの試金石と位置づけ、担当者の方々とよく相談しつつ、その成功に向けて力を尽くしたいと思います。

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