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2015/01/22
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高大連携出張実験教室 「自分の遺伝子型を調べてみよう」のご案内
松本大学大学院 健康科学研究科 教授 山田 一哉
松本大学山田研究室では、過去7年間に渡って日本学術振興会の研究成果の社会還元事業の一つである「ひらめき☆ときめきサイエンス?ようこそ大学の研究室へ?KAKENHI」や科学技術振興機構の「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」に採択され、高等学校の生徒を対象とした「自分の遺伝子型を調べてみよう」という実験教室を開催してきました。
これらの取り組みが認められ、平成25年には日本学術振興会理事長から「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」をいただいております。
実験教室の内容は、受講者の唾液から DNA を単離・精製し、遺伝子の一塩基多型を決定することにより、①お酒に強いか弱いか、②太りやすいかどうか、③短距離走型筋肉か長距離走型筋肉かという体質を調べる内容で、「物質」としての遺伝子と「情報」としての遺伝子を理解することを目的としています。
各回の実験終了後に受講生に向けて行うアンケート調査の自由記入部分に、受講生や引率の高等学校の先生からの意見として、「こういう実験教室を高等学校でやってもらえればうれしい」「自校生にたくさん受けさせてやりたいが引率中に事故があると困る」「高校には同様の実験を行うにも器具もノウハウもない」などの意見が複数寄せられていました。
また、ティーチングアシスタントとして実験指導に当たった本学の学生からも「こんなに楽しい実験をもっと多くの高校生に受けてもらいたい」「人に物事を教えることの難しさと楽しさを知ることができるいい機会になった」という意見も多数ありました。
そこで、本学が現在採択されている地(知)の拠点(COC)事業を活用して、今までとは逆に大学から高等学校へ出張して開催する実験教室を企画しました。
大学から機材・器具を持ち出し、講師とティーチングアシスタントを派遣して実験教室を行う初めての試みです。
高等学校の先生方には、実施日程の調整・生物実験室等の実施場所の確保・参加希望者の募集を行っていただければ幸いです。
今回は、私どもとしましても初めての出張実験教室ということですので、人数は最大で20名とさせていただきます。
なお、少ない分(3?5名)には全く問題ありません。
参考までに、当日のスケジュール・内容や実験プロトコルを添付しておりますので、下部のPDF資料をご一読ください。
ご関心がおありの先生は遠慮なく、松本大学入試広報室(0263-48-7201)まで、ご連絡ください。