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日本災害情報学会大会で、観光ホスピタリティ学科3年の松澤尚弥さんが研究成果を口頭発表
日本災害情報学会の秋季大会が11月8・9日の2日間、関西大学ミューズキャンパス(大阪府高槻市)で開かれ、観光ホスピタリティ学科3年の松澤尚弥さんが研究成果を発表しました。
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松澤さんの口頭発表のテーマは「2025年4月の長野県北部の地震に関する訪日外国人緊急アンケート調査」です。今年4月18日夜に松本市で震度4を観測するやや強い地震が発生しました。松澤さんは、ゼミの入江さやか教授とともに、翌19日に松本駅前で外国人旅行者を対象に、地震発生時の対応や情報入手などの状況について緊急アンケート調査を実施しました。学会では、この調査の結果を発表し、訪日外国人向けの災害時の情報提供のあり方について提言しました。10分間の発表の後の質疑では、東北大学の災害情報の研究者や気象庁職員など5人から質問やコメントが寄せられ、松澤さんは一人一人にしっかり回答していました。
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本学の学部の学生が、学会で一般の研究者に混じって口頭発表するのは過去にもあまり例がありません。発表を終えた松澤さんは、「このような大きな場所で発表したことがないので、前の夜から緊張していました。無事に終わってほっとしています。質問が多く寄せられ、訪日外国人への情報提供は学会でも関心の高いテーマだとわかりました。今後は、学会で学んだことを生かし、さらに興味を持ってもらえるような研究に取り組んでいきたいと思います」と話していました。今回の松澤さんの発表内容は、こちらでご覧いただけます。
なお、今回の学会大会では、入江教授も「『ゲリラ豪雨』という言葉はどう受け止められているか インターネットアンケート調査の分析」(香川大学、人と防災未来センターとの共同研究)について口頭発表を行いました。内容はこちらでご覧いただけます。
観光ホスピタリティ学科・入江ゼミでは、今後も地域の防災力向上に資する研究に取り組んでいきます。
<訪日外国人緊急アンケート調査の詳細なデータはこちら >
また、口頭発表の様子は、11月11日(火)13時30分ごろから、SBCラジオ番組「Mixxxxx+(ミックスプラス)」内のコーナー「あなたを守る防災知恵袋」で放送されました。
放送後1週間は、ラジオのネット配信サービスradiko(ラジコ)で聴くことができます。
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