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「中部山岳国立公園活性化プログラム」に参加しました
観光ホスピタリティ学科
専任講師 脇園 大史
2025年9月1日~3日、飛騨高山大学連携センター主催の「中部山岳国立公園活性化プログラム」に、脇園ゼミの荒井来実さん・巣山ほのかさん・松本真歩さん(いずれも観光ホスピタリティ学科・3年)が参加しました。
本プログラムは、将来の地域観光を担う若者目線で地域の魅力を発見・発信することで、新たな価値創造につなげることを目的としたものです。参加学生は、活動の拠点となった平湯をはじめ奥飛騨各地を巡りながら、地域の魅力を発信するショート動画の作成に取り組みました。プログラムには愛知大学・文教大学の学生も参加しており、大学の枠を越えた交流を通じて新たな刺激や学びを得る貴重な機会となりました。
初日はオリエンテーション後に平湯温泉街のフィールドワークを実施し、夜には星空観察を兼ねた夜間調査を行いました。2日目は平湯大滝や乗鞍岳畳平、新穂高ロープウェイなど奥飛騨の自然資源を体感し、帰宿後は撮影した素材をもとにショート動画の制作を進めました。
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オリエンテーションの様子
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平湯でのフィールドワーク
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平湯大滝の見学
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乗鞍岳畳平へ向かう道中
最終日の成果発表会では、学生たちが自ら制作した動画を上映し、コンセプトや構成意図について丁寧に説明しました。発表会には地元の観光関係者も多数来場され、学生ならではの感性で捉えた奥飛騨の魅力に熱心に耳を傾けていました。若者目線での発見が今後の地域づくりに活かされていくことが期待されるプログラムとなりました。なお、学生たちが制作した動画は、飛騨高山大学連携センターのSNSにて公開が予定されています。
◇成果発表会の様子
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参加した学生からは、「普段生活する長野県や松本市と地理的には近いのに、まったく異なる地域文化や景観の魅力を感じた」「他大学の学生と意見を交わす中で、多角的に地域を考えることができた」といった声が寄せられました。帰路の車中では"平湯ロス"を口にする学生もおり、忘れがたい体験となったようです。
今後も飛騨高山地域との連携を多方面で深めていくとともに、学生による主体的な地域活動につなげていけるよう努めていきます。末筆ながら、本プログラムを主催された飛騨高山大学連携センターの皆様、全体の運営および期間中に学生への温かいご指導を賜りました中澤 朋代先生、ならびに引率でご一緒いただいた相澤 美穂子先生に、心より御礼申し上げます。
- 飛騨高山大学連携センターによるプログラム内容の紹介はこちら



