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熊本県・長崎県一帯でゼミ合宿を実施しました

観光ホスピタリティ学科
専任講師 脇園 大史

2025年9月16日から22日にかけて、脇園ゼミでは熊本県および長崎県を対象にゼミ合宿を実施しました。

合宿に先立ち、学生たちはグループごとに熊本県内の観光資源について事前調査を行い、それぞれの資源が持つ価値や観光利用の現状を整理しました。その成果を踏まえて、阿蘇・天草・熊本市内の3エリアを担当分野とし、地域の観光資源を相互に関連づけながら、地域固有のストーリーを体感できる観光モデルコースの設計を行いました。さらに、その内容をまとめた「旅のしおり」を作成しました。

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学生の作成した「旅のしおり」の一例

熊本県内の現地研修では、各グループが設計したモデルコースに沿って観光資源の利用状況を観察し、各日の終わりに成果の共有とディスカッションを実施しました。その後、移動した長崎市では、熊本県内のモデルコースづくりで培った力の実践の場として、近世から現代に至る重層的な歴史を背景とするまちのストーリーを読み解くフィールドワークを行いました。

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大観峰(阿蘇エリア)

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砂千里ヶ浜(阿蘇エリア)

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崎津集落(天草エリア)

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熊本城(熊本市内エリア)

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浦上天主堂(長崎市)

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軍艦島(長崎市)

学生たちは、普段訪れる機会の少ない地域での学びと、多様な自然・文化資源に触れる体験を通じて、持続可能な観光地づくりへの理解を深めることができました。


今後、脇園ゼミでは今回の合宿で得た知見をもとに、松本市を中心とする信州一帯における文化観光のあり方について、実践を交えた調査研究を進めていく予定です。

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