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2025/10/15
  • 教育研究情報

公開講座「知っておきたいZ世代・シニアのための堅実な資産運用」を開催

松本大学松商短期大学部 経営情報学科
教授 飯塚 徹

金融庁では資産運用立国を推進しています。お金を守るだけでなく、リスクを的確に捉え増やすことが重要となります。将来を「不安」から「希望」へ導く、明るい人生のための金融知識の理論と実際を学ぶ公開講座を、藤波 大三郎先生を講師にお迎えし、開催しました。

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講座の要旨は以下のとおりです。

金融庁が高校生向けの投資教育に使用している公的年金の資産運用のデータによると、内外の債券と株式に分散投資を行うと長期的には年率5%程度(定期預金金利+3%程度)の収益がえられます。しかし、5~6年に1年は年間10%以上の価格下落が起こるリスクもあります。

一方、やはり5~6年に一度は年間10%以上の価格上昇もあります。こうした運用成績のブレに適切に対処すれば、Z世代の将来不安、シニア世代のインフレ不安への対処策としてこうした資産運用が活用でき、少子高齢化への現実的な対策の一つとなります。

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公開講座には、学生72名、一般の方27名が参加しました。学生は「これまでの講義の実践版だった」「将来の投資に向け参考になった」など。一般の方は「もっと早く知りたかった」「これまでの知識が整理でき参考になった」などの感想をいただきました。続編を望む感想もあり、充実した公開講座となりました。

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