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2025/08/01
- 教育研究情報
情報社会論でばーちゃるまつもと
総合経営学科長
教授 室谷 心
7月29日、総合経営学科2年生必修科目「情報社会論」の授業に、ばーちゃるまつもと推進プロジェクトの渋谷透氏をお迎えし「『ばーちゃるまつもと』の挑戦」というタイトルでご講演をいただきました。
『ばーちゃるまつもと』は松本市のデジタルシティーまつもと推進機構(DigiMAT)のプロジェクトから生まれた、松本市を舞台にしたメタバース空間です。令和5年9月にDigiMATの調査研究プロジェクトとして採択され、令和6年5月DigiMATの社会実証プロジェクトになりました。実証実験期間を終え、現在は任意団体として自走を始めたばかりで、現在はサンプル空間としてオープンしています。
7月29日の教室では、とりまとめ役の渋谷透さんに、メタバース空間「ばーちゃるまつもと」の目指すものや可能性について、メタバース空間の六九商店街やデパート、特産品の信州みそセット、松本城を使ったアクションゲームなど実際のVR空間の演示を交えながら、具体的に講義していただきました。また、メタバース空間の強みと特徴を教育に生かした工夫の紹介もありました。 最後は講義参加者数十人が実際に『ばーちゃるまつもと』にログインし、同じアバターが何十人もいる不思議な世界を体験して講義を終えました。
講義終了後のFormsによる学生の振り返りによれば、授業はとても好評で、多くの学生が、ICT技術の作るこれからの社会の可能性を感じ取ったようです。
「情報社会論」という講義名にふさわしい内容で、ICT技術の作る新しい社会についての素晴らしいご講演をしてくださった渋谷様に感謝申し上げます。