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2025/07/23
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「国宝の架け橋リビング」の運営に松本大学と信州大学の学生が協力
観光ホスピタリティ学科
教授 益山 代利子
7月21日の海の日に、松本城と旧開智小学校の二つの国宝をつなぐ「開智通り」にて開催された「国宝の架け橋リビング」プロジェクトに、益山ゼミの学生が参加しました。 このイベントは、松本城三の丸エリア活性化プロジェクトの一環ですが、旧鷹匠町町内会のボランティアによるトランジットモール(歩行者天国)の開催でした。
そこで大学生に課された企画は、大正ロマンの衣装を身に着けて、松本城から旧開智小学校を歩き、観光客を松本城から北側の旧開智小学校まで誘導すること。そして、マルシェやキッチンカーの出店者に対して、イベント参加に関するヒアリング調査をすることでした。
酷暑の中、大勢の家族連れが参加して下さり、また、普段は松本城のみ見学して通り過ぎてしまう観光客にも松本市が誇る二つの国宝をアピールすることが出来ました。出店者はリピーターが多く、イベント参加への満足度も高く、地域イベント出店に対するロイヤリティも高い傾向があることが調査から分かりました。
地域イベントを成功させるには、住民の協力が欠かせないだけでなく、観光客を取り込むために、その地域でしか体験できない価値創造が求められます。観光客に二つの国宝の魅力を伝える為に、開智通りでのスタンプラリーを実施したり、旧開智学校を中心としたまち歩きゲームなど、楽しみながら松本の歴史に触れる機会を提供できました。
当日の様子
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