新着ニュース

2025/07/02
  • 教育研究情報
  • アウトキャンパス・スタディ事例

アーリーエクスポージャー(早期体験学習)の実施

~ゴールドパック株式会社 あずみ野工場~

健康栄養学科
助手 塩谷 一紗

2025年6月4日(水)、11日(水)にゴールドパック株式会社 あずみ野工場(安曇野市堀金烏川1984-1)において健康栄養学科1年生を対象としたアーリーエクスポージャー(早期体験学習)を実施しました。

アーリーエクスポージャーとは、大学入学後の早期(Early)に食と栄養に関する様々な分野の現場に触れる(Exposure)体験を通して、専門職としての使命感を育み、大学での基礎的な学びに対するモチベーションを高めることを目的としたプログラムです。1年生を対象にさまざまな職業体験を行うことができる、健康栄養学科の特色ある活動となっています。

ゴールドパック株式会社は、日本初の野菜ジュースおよび にんじんジュースの製造を開始して以降、現在も野菜・果実系飲料の製造に注力している飲料会社です。あずみ野工場は、野菜・果実系飲料に加えて、安曇野の豊富な水資源を利用した天然水の製造拠点にもなっています。

今回は、飲料の製造現場の見学および製造にかかわる品質管理をはじめとした業務の概要についてご紹介いただきました。また、あずみ野工場では本学 健康栄養学科の卒業(本学大学院修了)生が製造・品質管理の現場でご活躍されており貴重なお話を伺うことができました。

消費者の方々の口に入るものだからこそ、徹底した安全管理が必要であることや、社内独自の官能検査員制度を採用し、製品の品質にかかわる味も徹底的に管理しながら製造が行われていることを教えていただきました。

製造ラインでは、見学時に野菜ジュースの製造が行われており、施設内が野菜ジュースの香りで満たされていました。大きな機械が規則的に動いている様子を学生たちも興味深く見学していました。

最後には質疑応答の時間を設けていただき、製造ラインや品質管理についての質問に加え、卒業生の先輩には学生生活についての質問にも答えていただきました。

今後さまざまな授業・実習・実験を通して自らの将来を考えていく中で、今回の体験がその選択肢を増やす一助となれば幸いです。

以下、参加した学生の声です。

  • 缶やペットボトル、パックなどの様々な製品がひとつのレーンに大量に流れているのをテレビ越しでしか見た事がなかったので、迫力があって印象に残った
  • 安全やおいしさに特別気を使って製造していると知って、さらに商品が好きになった
  • 一つの機械で商品を切り替える時には消毒や殺菌を行い、消毒で使ったものが入らないように心がけていることがわかった
  • 手作業や機械で厳重に管理、注意しながら安心安全を求めた製造を行っているのを目の当たりにし凄いなと感心した
  • 人の口の中に入るものを扱っているため、安全性にはとても気をつけて作業をしていると感じた
  • 松本大学出身の方から実際に話をしてもらって松本大学で培ったことはとても力になったと言っていたので自分もしっかり勉強して自分の将来への進路も広がったのでこれからも頑張りたいと思った

当日の様子

pi20250703_002.jpg

pi20250703_005.jpg

pi20250703_003.jpg

pi20250703_007.jpg

pi20250703_001.jpg

pi20250703_006.jpg

pi20250703_004.jpg

このページ先頭へ