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総合経営学科・基礎ゼミナールⅠでJA松本ハイランドを見学
総合経営学科
専任講師 上原 健太郎
6月12日(木)の基礎ゼミナールⅠに、JA松本ハイランド新村支所に訪問しました。
まず、JA松本ハイランド新村支所の大槻和仁支所長より、農業協同組合の理念・役割、協同組合と株式会社の違い、またJA松本ハイランドの活動や事業が、どのように私たちの生活と関わるのかについて、ご説明いただきました。続いて、新村支所の金融共済担当で、松本大学のOGでもある中村安那様より、学生時代、JAに就職した動機、働く中でのやりがいについて、実体験を踏まえたお話をしていていただきました。
最後に新村支所の金融共済課窓口、生活物資の物流拠点である生活購買センターを見学し、実際に事業が行われている様子を見学しながら、職員の方のお話をお聞きしました。
参加した学生からは、「JAは農業のイメージが強かったが、幅広い事業(生活用品や自動車燃料等)を行っているのは意外だった。」「農家を助けるための第一歩は、野菜を買っておいしく消費するという初歩的なものから始まるのかもしれないと感じた。」
「組合員さんからの『ありがとう』という言葉を聞けて、やりがいを感じられるのは良いなと思った。」「私は、少しでも地域に貢献できる人材になりたいので、今回の学びから直売所で食品を買うなど、本当に少しだけでも地域に貢献出来たらいいなと思った。「地域活性化に対して、自分は何ができるのかについて、これから実行に移せるように努力していきたいと思いました。」
「もっと若い人達が興味・関心を持つことが大切なのだと感じた。」「近所の農家さんに声を掛けることで、地域の温かみに触れることができると聞いて、実践してみようと思った。」などの感想が見受けられました。
学生自身が現地に赴き、現場を見ながら様々な方からお話を聞くことは、自分が知っている(と思っていた)ことを再認識し、物事の見方・考え方を形成する上で大いに役立つと実感しました。
訪問当日には、ご多忙にもかかわらず、ご丁寧にご対応くださいましたJA松本ハイランド新村支所の皆様には、感謝申し上げます。
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