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2024/12/16
  • 教育研究情報

「長野県内金融機関に関する県内企業意識調査」記者会見について

松商短期大学部 経営情報学科
教授 飯塚 徹

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2024年12月5日に、「長野県内金融機関に関する県内企業意識調査」に関する記者会見を松本大学で開催しました。本調査は、浜崎央教授との共同調査です。

調査内容は、(1)貴社の課題、(2)金融機関の取引状況、(3)八十二銀行・長野銀行の合併で、313社に回答いただきました。本調査では、特に八十二銀行と長野銀行の合併について、県内企業の期待と不安を明らかにしました。県内企業が安心でき、地域経済の持続的な発展に結び付く、円滑な合併の実現にお役に立ちたいと考えています。

記者会見は、浜崎央教授(司会)とともに行い、NHK長野放送局、SBC信越放送、日本経済新聞社、信濃毎日新聞社、県内金融機関など多数の参加がありました。調査結果の速報において、「長野銀行はメイン取引先から高い評価を受けている」「合併に対して、期待よりも不安が大きく、信用金庫・信用組合と取引を拡大している」など報告しました。それを受けて、質問となりましたが、核心を突く難問が多く、回答に苦労しました。

両行は、顧客に対し、これまでどおり、さらに合併の効果により、これまで以上の支援が可能になることを、わかりやすく明確に伝えるべきことが重要であることを回答しました。無事終わることができました。

本調査は松本大学の研究助成を受け行い、書籍を発刊する予定です。

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