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総合経営学科 兼村ゼミ、高木建設㈱から社内風土づくりの大切さについて学ぶ
大学院総合経営研究科
総合経営学科
教授 兼村 智也
「人にやさしい経営」を学修する兼村ゼミでは長野市ある高木建設(株)を訪問しました。同社は経済産業省「健康経営優良法人」の認定を開始時の2017年から8年連続で受け、そのなかでも特に優れた上位500社に与えられる「ブライト500」も4年連続で認定されています。これは長野県でわずか3社しかありません。
そこで当日はなぜこうしたことが可能になったのかを高木亜矢子社長、折橋副部長、入社2年目の更科様、同1年目の宮入様からお聞きしました。
写真左から高木社長、折橋副部長、更科様、宮入様
お話によれば、出来ることから始めること(スモール・チェンジ)で社内に健康づくりの風土をつくり、多くの従業員にその輪を広げていくこと、その結果、徐々に欠勤率や退職率が減り、仕事の一体感が生まれたこと、そして生産性も上がり、有給休暇も増えたことがわかりました。このように従業員や企業経営に大きな効果をもたらしていますが、起点になったのは社内風土づくりです。これには社員同士の活発なコミュニケーションが必要になりますが、その原動力になっているのが建設業では珍しい女性社長・高木氏やスタッフの存在があることが見逃せません。同社へはゼミ訪問は昨年も実施しましたが、良好な社内風土を感じたか、その後3名の学生がインターンシップに参加、今年も1名がお世話になりました。実際に企業現場に触れることは学生にとっても貴重な機会となり、今後も引き続き、こうした地域企業との関係をつくっていければと思います。
当日は、ご多忙にも係わらず懇切丁寧なご対応をいただきました高木建設の皆様にこの場を借りまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
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