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2024/12/02
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総合経営学科 兼村ゼミ、㈱ピーエムオフィスエーから下請けから「メーカー」に脱皮する経営について学ぶ
総合経営学科
教授 兼村 智也
地域企業の高付加価値経営について学習する兼村ゼミでは11月29日(金)、茅野市にある株式会社ピーエムオフィスエーを訪問しました。同社はもともと大手の下請けでしたが、リーマンショックを契機に自社製品をもつ「メーカー」への脱皮を図っています。その自社製品も企業向け(BtoB)ではなく、フィギュアやプラモデルといった消費者向け(BtoC)です。こうした製品はマニアからみれば「垂涎の的」であり、相応の価格で販売することができる、つまり、より高い付加価値を獲得することができます。
ご訪問の際、同社の山口晃社長から、こうした分野に目をつけたきっかけ、また必要な経営資源を如何に調達したのかについてお話を伺いました。そのなかでも特に必要な資金調達や金融機関に求められる役割については山口社長のご経験を踏まえたご意見までお聞かせいただきました。今回参加したゼミ生は将来、地域の金融マンになることを目指しており、彼らの将来の仕事や就活にあたって大いに役立ったことと思います。
ご多忙のなか、予定時間を超過してまでお話しいただきました山口社長、また展示室や工場案内まで懇切丁寧なご対応をいただきました山岡育美取締役や従業員の皆様にはこの場を借りまして御礼申し上げます。ありがとうございました。
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