総合経営学科 兼村ゼミ、エーピーエヌ㈱から有給休暇完全取得を可能にする取り組みについて学ぶ

「人にやさしい経営」を学習する兼村ゼミでは11月15日（金）、岡谷市あるエーピーエヌ株式会社を訪問しました。

同社の小松英智社長は先代から経営を引き継いでから「全従業員が仕事に夢と喜びを感じて日々成長する」を経営理念の最上位におき、彼らが安心・安全で働ける職場づくり（心理的安全性）を目指しています。その成果として、有給休暇完全取得や残業時間の削減を実現していますが、学生の関心も大きい、こうしたことがなぜ可能になるのか、背景にどんな取り組みがあるのかを小松社長からお聞きし、その職場を見学させていただきました。

これには様々なITツールの活用による作業効率の改善や情報の共有化、そして従業員の多能工化を図ることなどがありますが、その背景には従業員同士の意思疎通が極めて良好なこと、またそうした従業員が小松社長の理念に共感し、会社全体の一体感を創り出していることがわかりました。

今回、ご多忙にも係わらず、学生が理解できる貴重な機会をいただきましたエーピーエヌの小松社長にこの場を借りまして感謝申し上げます。ありがとうございました。