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2024/09/24
- 教育研究情報
教員研修会「自分らしい個性あふれる授業作りを楽しむ」
学校教育学科
教授 澤柿 教淳
先日、N小学校の教員研修会にお邪魔させていただき共に学ばせていただきました。研修会のテーマとして、「自分らしい個性あふれる授業作りを楽しむ-21世紀を生きる子どもたちのために-」を掲げさせていただきました。
当該校の校長先生は、日頃から自校の先生方お一人お一人の実践力や責任感等をたいへん頼もしく感じておられ、今後地域の教育を牽引していってほしいと願っておられました。そして、そのために大切なことは、「自分らしい授業を楽しんで行うこと」だと力説されています。実は校長先生ご自身も、これまでに多くの研究授業を公開されてきた優れた実践者のお一人なのであります。説得力のあるお言葉だと感じ入りました。そこで、冒頭のようなテーマを掲げさせていただいたわけです。
具体的には、環境教育に関わる事例を取り上げながら提案させていただきました。今日では人間社会の行為が地球環境に与える影響は計り知れません。南極海の海氷は過去最低レベル(南半球の冬季)で折り返したというデータもあるようです。これまでの「あたり前」が通用しなくなるかもしれない未来を生きる子どもたちには、「答え」があるとは限らないさまざまな問題に対して、互いに協力しながら最適解を導いていくような学習経験を積み重ねていってほしいと願います。
研修会の資料(一部抜粋)
研修会で行った簡易的な実験とコンフリクト生成場面
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