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2024/08/19
  • 教育研究情報

N小学校での南極授業を実施

学校教育学科
教授 澤柿 教淳

先日、T県N小学校にて南極観測隊の調査・研究等にかかわるアウトリーチ活動の一環として「南極授業」をさせていただきました。当日は、広い体育館に全校児童や保護者の方々、地域の方々が大勢お集まりくださいました。

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わからないことが楽しいと感じる場所で

プレゼンを提示するやいなや、冒頭から児童のみなさんが積極的に挙手したり、発言したりするなど、その学習意欲の高さに終始圧倒されました。日頃の先生方のご指導の賜物と感じ入りました。

当日の様子を校長先生が次のように学校だよりで紹介してくださっています。ありがとうございます。


<学校だよりより抜粋>

南極では、様々な観測・実験が行われているそうです。澤柿先生の南極滞在時、南極上空5,000mの空気を採取し調べる実験が行われていました。南極上空の空気を採取すれば、世界初となります。日本であれば様々な実験道具がありますが、南極に持ち込める道具には限りがあります。そんな環境では失敗が続いたそうです。何がダメだったか、プロジェクトチームで何度も話し合い、再度挑戦します。次の挑戦では、見事成功しプロジェクトのメンバーが喜んでいる様子を紹介してくださいました。このように、1つのプロジェクトの成功のために、メンバーが力を合わせ、成功のために必要なことは何かを考えることの大切さを教えてくださいました。この他にも、南極の自然、人々の研究について映像で紹介してくださいました。

最後に澤柿先生からメッセージをいただきました。「科学が発達している時代でも、南極には分からないことがたくさんあります。そんな場所にいることを楽しみ、自分の興味をもったことをとことん調べてみることが大切になります。また、自分一人だけで解決するのではなく、周りの人と協力することが欠かせません。これは、学校でもいっしょですよね。ぜひみなさんも、おもしろいと思ったことをどんどん調べ、友達と力を合わせていってください。」

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