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2024/07/18
  • 教育研究情報

国語科概論で、「夏」を主題にした俳句を作成しました

学校教育学科
准教授 上月 康弘

国語科概論では、「伝統的な言語文化に関する指導」の具体的事例として、今年度は俳句作成に挑戦しました。作成の手順は次の通りです。

  • 教科書の俳句を音読したり、「夏」をテーマにした俳句を調べたりする。
  • 意味マップという手法を用いて、「夏」から思いつく言葉をたくさん挙げる。その際、自分の五感を想起しながら言葉を思い浮かべる。
  • 自分が思いついた言葉と関連する「夏」の季語を調べる。
  • 「夏」の俳句を三つほど作成し、交流する。
  • お気に入りの俳句を一つ選出する。
  • 和紙の短冊に、筆ペンで書く。(筆ペンの持ち方、使い方は事前学習済)

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学生たちは集中して、自作の俳句を筆で書きました。字体も手書きなので、それぞれの個性が出て、にぎやかな感じになりました。俳句の一例は、次のようなものです。

〇聞くたびに 上がる体温 蝉時雨

〇夕立や 去った空には 虹の橋

〇思い出と 共に消えゆく 花火かな

〇涼風の 夜空彩る 一つ星

作成した俳句は、玄関前に掲示しました。どの俳句も丁寧に書かれています。内容だけでなく、字体にも注目です。

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