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2024/06/14
  • 教育研究情報

K会にて講演をさせていただきました

学校教育学科 教授 澤柿 教淳

某県K会の記念講演会にてお話をさせていただきました。演題は「南極観測の一端を教育の現場へどう実装するか」です。今や、持続可能な社会の創り手となる人材を育成する教育(ESD)の充実は喫緊の課題の一つとなっています。学習指導要領においては、「生きる力」は資質・能力の三つの柱で示されている通りです。これを教科横断的な視点から整理するならば、1)各教科等の枠組みをふまえた資質・能力(国語、理科、道徳等)、2)学習の基盤となる資質・能力(言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力等)、3)現代的な諸課題に対して求められる資質・能力(健康・安全・食、自然環境等)、となります。今回の内容は、主に上記の3)現代的な諸課題に対して求められる資質・能力(自然環境等)に焦点を当てました。

具体的には、南極域での地球環境観測活動で得られた研究データはもとより、観測隊員の人間活動そのものに潜む教材性も含めて一緒に考えてみました。ご参会くださいました皆様との議論を通して、今後の環境教育やキャリア教育等多岐に渡る学習プログラムの開発やカリキュラム・マネジメントの充実に向けたヒントを頂くことができたと思っています。

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南極観測の一端を教育の現場へどう実装するか

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南極観測の一端を教育の現場へどう実装するか

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