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2024/04/26
  • 教育研究情報

2024年度自然科学概論 地球の大気の循環から幼虫の呼吸まで

学校教育学科
教授 澤柿 教淳

2024年度の自然科学概論では、様々な事物・現象を科学的な視点で見直しながら、互いに議論し考えを深め合うことができるように進めていきたいと思います。

今回のテーマは「大気の循環」。地球上では様々なものが「循環」していますが、「大気」もその一つで地球温暖化の問題にも大きく関係しています。「京都議定書」「パリ協定」といった国際的な取り組みや、「2050年カーボンニュートラル宣言」「2030年度46%削減目標」の実現状況等についてデータをもとに理解を深めました。

これらは地球規模の取り組みの一端ですが、私たち人間や小さな生き物たちにとっても重要なことです。講義終盤では、生物の多様な呼吸の仕組みを比較したり、実際にカブトムシの幼虫の気門を観察したりする

活動へと展開しました。

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地球温暖化問題からカブトムシの幼虫の観察へ

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気門を確認する様子

参加した学生からは、地球温暖化を抑えるたくさんの取り組みがあった、カブトムシの幼虫は小さながらも呼吸をしていると実感した、環境問題の解決策を考える広い視野と昆虫の呼吸を観察する狭い視野とその両方を示すことが子供の学びに大切だと感じた、自然科学概論では実際に観察・実験をして見て触って知ることができてとても楽しく積極的に学べる、などといった感想がありました。

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