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2023/12/20
  • アウトキャンパス・スタディ事例

アーリー・エクスポージャー(早期体験学習)を実施

第46回長野県栄養改善学会へ参加

健康栄養学科
助手 福岡 歩美

健康栄養学科の学生6名が第46回長野県栄養改善学会に参加しました。今回、学生が学会に参加させていただくことは、栄養士会においても初めての試みでした。学会では式典、研究発表、展示見学、学術講演が行われました。

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式典では、昨年度の長野県栄養改善学会での研究発表について学会賞授与が行われ、本学科の水野尚子助手が長野県栄養士会副会長として登壇し、高評を述べる場面がありました。

研究発表では、管理栄養士・栄養士の職場等における研究発表・意見交換が行われました。発表の演題は病院、学校、大学、公認スポーツ栄養士、保健福祉事務等、様々な分野から発表がなされ、本学科の成瀬祐役割は多岐にわたると思った」「学内で指導されていることも研究され、授業内容に反映されていることがわかった」などの声を聞くことができました。

展示見学では、給食施設等で利用している食品等を取り扱う業者の方々が数多く出展されていました。試食を実施しているコーナーや、初めて見る食品やサンプル等に学生たちは興味を持って見学していました。

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学術講演では、日本栄養士会代表理事会長の中村丁次先生の講演を拝聴することができました。『専門職としての管理栄養士・栄養士はどうあるべきか』という演題でした。これまでの日本の歴史を踏まえ、現在の栄養問題にどのように向き合っていくべきか、また持続可能な栄養改善に向けたビジョンについて示していただきました。将来管理栄養士を目指す学生にとって、管理栄養士としてどのように人々や地域に貢献していくことができるかを考える貴重な時間となりました。

今回参加した学生は1年生と3年生の希望者でした。1年生はこれからの管理栄養士・栄養士として様々な職種での働き方を知る良いきっかけとなったと思います。3年生は臨地実習や就職活動を控える中、将来の管理栄養士・栄養士としての在り方について今まで以上に明確に考えられる場となったようです。

今後も、学生にとって有益となる学会参加やアーリー・エクスポージャー等を多く企画・実施していきたいと考えています。

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