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2023/12/07
  • 教育研究情報

学生考案の周遊プランを8市村の首長に発表

総合経営学科
専任講師 岡﨑 滋樹

総合経営学科1年生の基礎ゼミ(田中クラス、岡﨑クラス)では、これまで松本広域連合と連携し、より多くの旅行客にこの地域の魅力を知ってもらい、地域社会経済の成長に繋がるような域内周遊プランの作成を進めてきました。8月10日に広域連合庁舎で開かれた中間報告を経て、10月27日には8市村(松本市・塩尻市・安曇野市・山形村・朝日村・生坂村・筑北村・麻績村)の首長に対して、最終の成果報告となるプレゼンテーションを行いました。

構造的な人口減少問題に伴う社会経済の衰退や、コロナ禍による訪問客の急減など、域内では多くの課題が顕出する中で、教員と広域連合職員が学生と共に情報収集や実地調査を行い、様々な事業者からの現場の声も聞きながら、魅力ある資源の掘り起こしやPRの方策等を模索してきました。こうした地道な活動を基礎に域内周遊プランを作成し、最終のプレゼンでは地元の首長から多くの貴重な意見も頂き、厳しい現況に対する危機感を共有する中で、地域課題をより深く且つより多角的に捉える視点の重要性を再認識しました。

作成した周遊プランについては、今後広域連合が各方面に配布する観光パンフレットに反映される予定となっていますが、事業に携わった学生にとっては極めて貴重な経験となりました。引き続き、地元の地域社会に多大な貢献が果たせるよう、教員・学生一同尽力していきたいと思います。

10月27日の発表の様子

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