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2023/11/24
  • アウトキャンパス・スタディ事例

アーリー・エクスポージャー(早期体験学習)を実施

山形村保健福祉センター(いちいの里)

健康栄養学科
助手 福岡 歩美

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健康栄養学科1年生のうち、希望者を対象に長野県東筑摩郡山形村保健福祉センター(いちいの里)にて、アーリー・エクスポージャー(早期体験学習)を実施しました。今回は、6月から9月にかけて、計6回実施された乳幼児健康診査(以下、健診)を見学させていただきました。

山形村は1回の健診の対象者となる母子の数が比較的少ないこともあり、健診に関わる専門職すべてが個別に介入しており、きめ細かな指導が実施されています。健診の大まかな流れは「受付→計測→問診→診察→歯科診察(幼児のみ)→栄養・歯科相談→事後相談」でした。健診終了後には事後カンファレンスを実施し、健診受診者の情報を専門職間で共有しています。学生は健診の流れ、栄養相談、事後カンファレンスの様子を主に見学させていただきました。

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専門職が互いに情報を共有しながら健診を進めていくことで、多角的にケアを行うことができると感じました。学生もそのような様子を見学できたことで、管理栄養士としての働く姿をイメージできているようでした。

参加した学生からは「食事や栄養面だけでなく、保護者の方のメンタルケアもしていることを知ることができた。」「同じくらいの月齢・年齢の子でも、発育・発達の違いがあり、それに応じた栄養相談をすることはすごいと思った」「多職種で連携して子育ての支援をしていることが分かった」などといった感想を聞くことかできました。

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1年生は管理栄養士への道を進み始めたばかりです。今回のアーリー・エクスポージャーでは行政において活躍する管理栄養士の姿を見学させていただきました。学生ひとりひとりが将来進みたい道を明確にし、その目標に向かってこれからの学生生活を有意義なものにしてもらいたいと思います。今後も希望者には様々な体験をすることができるよう、私たち教員も精一杯努力していきたいと思います。

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