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2023/11/09
  • 教育研究情報

「長野県内金融機関に関する県民意識調査」記者会見について

松商短期大学部 経営情報学科
教授 飯塚 徹

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2023年10月19日に、「長野県内金融機関に関する県民意識調査」に関する記者会見を松本大学で開催しました。本調査は、浜崎央教授、上田敬専任講師との共同研究です。

調査内容は、(1)メインバンクとの関係、(2)地域金融機関の展望、(3)八十二銀行と長野銀行との経営統合、を調査し、840名に回答いただきました。

本調査では、特に八十二銀行と長野銀行の経営統合・合併について、県民の期待、不安、知りたいことなどを明らかにしました。県民が安心でき、地域経済の持続的な発展に結び付く、円滑な合併の実現にお役に立ちたいと考えています。

記者会見は、上田敬専任講師(司会)と2名で行い、NHK、日本経済新聞社、信濃毎日新聞社など計5社が参加しました。調査結果の速報において、「半数以上はほとんど窓口を利用していない」「金融リテラシーの高い人は、投資信託の購入割合およびインターネットバンキングの利用割合が有意に高い」「両行の合併について、最も知りたい情報は、店舗・ATMの統廃合について」など報告しました。それを受けて、記者質問となりましたが、質問は両行の合併に関する内容に集中しました。「合併をどのように進めて行けば良いと思いますか」など核心を突く質問も多く、カメラが常に回っている状態で、表情を崩さず懸命に考え笑顔で回答しました。記者からの質問が多く、予定終了時間を超え、なんとか終わりました。記者会見終了後は、どっと疲れが出ました。

本調査は松本大学の研究助成を受け行い、研究紀要第22号(2024年3月)に調査結果を掲載する予定です。

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