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【ご報告】読売旅行との連携事業によるバスツアーが催行されました
観光ホスピタリティ学科
専任講師 丸山 宗志
去る10月27日(金)に日帰りバスツアー「松本大学生との共同特別企画!おもてなしが詰まった秋の安曇野・松本堪能!」が、一般募集人員を満たして、見事に実施されました。
長野県発着で、長野県を目的地としたマイクロツーリズムのバスツアーという新しい試みで、最終的には最低催行人数を上回る15名の参加となりました。
長野駅で最初のお客様を乗せたバスが、松本駅アルプス口でもお客様を乗せて出発
碌山美術館の紅葉はちょうどピークを迎えていました。同美術館では学芸員の解説が付き、学生は入場せず添乗員としての安全管理やご案内、誘導の視点を教えていただきました。
その後、そば処せきやで昼食のご案内です。せきや様では繁忙期にも関わらず、この日のための特別メニューを提供していただきました。再乗車後、学生はバス内で交代しながら次の目的地の見どころを解説しました。Vif穂高と八面大王の足湯で、松本平を一望しながら紅葉と温泉を楽しみました。
安曇野ワイナリーでは製造の解説に加え、ヨーグルトやワインの試飲も楽しみました。
さて、このツアーのクライマックスは松本市街地の散策です。学生らが今日のために手作りで作り込んできた散策MAPを皆さまにお渡しし、企画メンバーを中心とした8名の学生が要所に分かれてご案内しました。ここまでの行程で、年上のお客様とコミュニケーションを取ることを心掛けてきた学生たち。最後の散策では、とてもスムーズに自らのおススメポイントについてお伝えすることができました。
ツアーを企画した学生からは、「実際に自分が携わったものが商品になるということが初めてだったので不安が大きかったが、お客様に喜んでもらえてよかった。」「参加者の方々から「とても楽しかった」と言葉をもらったとき、このツアーの企画、催行に携わることが出来て本当に良かったと思いました。」と感想の声が寄せられ、大変充実した学びの機会となりました。
5月の講義から、6,7月のワークショップ&コンペ、読売旅行のプロフェッショナルの手配販売を経て、一つのツアーがこうして完成しました。発案から実施に至る全ての過程を学習できたことは、学生と担当教員にとっても大変有意義な時間でした。
この様子は当日のテレビ信州でも放映され、また翌日の読売新聞の記事に掲載されました。 この場をお借りして、これまでのすべての関係者の皆様に、深く御礼申し上げます。
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