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【11/13更新】教育系YouTuber葉一さんをお招きし、特別講義ならびに本学学生との鼎談を行いました
学校教育学科
専任講師 上月 康弘
【11/13更新】
先日本学で講演いただいた内容を葉一さんのYouTubeチャンネルにアップしていただきました。
当日の様子はこちらからご覧いただけます。
11月2日(木)、全国的にも大変著名な葉一さんをお招きし、教育学部ならびに教職履修者を対象とした特別講義を行いました。
教育系YouTuber 葉一さん
内容は次の通りです。
〇葉一さんによる特別講義「とある男が教育の魅力を語ってみた」
〇代表学生との鼎談
〇質疑応答
葉一さんは、もともと、教師という存在が嫌いだったそうです。しかし、高校の頃の恩師に出会い、「教育」に携わろうと決意したそうです。自分の見方を180度変えてくれた存在、それが「教育」でした。その後、東京学芸大学に進学し、教育実習中に出会った子どもとの出会い、またYouTubeチャンネル開設後、視聴者の母親からの一通のメールによって、葉一さんの「教育」へ携わろうという思いはますます強くなり、確信へとつながっていきます。
ご自身の経験を通して、葉一さんが「教育の魅力」とは何かについて、次のような言葉を示してくださいました。
「だれかの人生の絵の具になれること」「教育は答えがないから面白い」人には、それぞれ、背景となる経験があり、それは十人十色。「人生」という名の他の人のキャンパスに、自分の「色」が人への「恩返し」という位置付けで存在することができる。「絵の具」は、そんな意味だそうです。また、「教育」に答えはありません。いつも同じ「最善解」は存在しない。試行錯誤して、一緒に見出していくから面白いということだそうです。
その後の鼎談は、次のよう流れで進みました。
〇葉一さんへの質問、代表学生、フロアの学生から
〇教育の面白さとは何か?
〇教育の大変さとは何か?
〇なぜ、教育に携わるのか。今後の展望など。
質問では、代表学生だけでなく、フロアからもたくさんの質問が出ました。次のような質問が出ました。
・授業の導入部分で気を付けていることは?
・辛いと思っている子どもたちへの心にどのようにアプローチするか。
・子どもがつまづくポイントをどう考え、授業をつくっていくか。
・子どもたちの悩みを引き出すためにはどうするか。
・自分が経験のないことを子どもに相談されたとき、どう対応するか。などなど...。
葉一さんは、ご自身の経験をもとに、全ての質問に対して的確に答えてくださいました。学生との鼎談を通して、「教育」の面白さ、大変さ、そして大変だからこそ面白い、そんな魅力が共有されたように思います。
今回の講義を通し、それぞれが考えたことや感じたことを大切にし、自分の生き方に役だててほしいと思います。
「君たちは、どう生きるか。」
そんなことについて、深く考えさせられた時間でした。葉一さん、本当に素晴らしい時間をありがとうございました。
「とある男が教育の魅力を語ってみた」
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