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アーリー・エスクポージャー(早期体験学習)を実施
信州ミルクランド
健康栄養学科
助手 塩谷 一紗
8月8日(火)、健康栄養学科1年生の希望者16名が「信州ミルクランド」でアーリーエクスポージャー(早期体験学習)を実施しました。信州ミルクランドは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品 約120製品を供給しており、長野県内の学校用給食牛乳も生産している会社です。最近では、ファミリーマートブランドの牛乳も信州ミルクランドから供給されている製品とのことです。
今回は、安心・安全な製品を出荷する上で重要な「品質検査」についてご紹介いただきました。品質検査の概要をはじめとした全体ガイダンスの後、実際に品質検査が行われている検査室の見学と品質検査の詳細に関する講話を拝聴しました。
検査室では、検査で使用する器具や装置をご紹介いただきました。実際に顕微鏡を使って行う検査の一部も見せていただき、顕微鏡で観察できたものについて質問をしている学生がいました。検査室の見学の最後には、牛乳・乳飲料・無脂肪牛乳の飲み比べができ、それぞれの味の違いを感じることができたようでした。
講話では、品質検査に関わる細菌やその検査方法についてお話しいただきました。検査を実施するためには、微生物の知識はとても重要なものとなります。管理栄養士を目指す中で得た微生物や食品衛生についての知識は、品質検査の場にも活かすことができるため、自身の得意分野を見極めながらこの先も学んでほしいとお言葉をいただきました。講話後の学生からの質問も含め、当初の予定時間を過ぎてしまいましたが、とても有意義な時間となりました。
1年生も前期が終了し、これからもっと専門的な講義が多くなっていく中で、将来の選択肢が一つでも増える機会となれば幸いです。