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国語科学習デザイン学会ワークショップを開催しました
学校教育学科
専任講師 上月 康弘
8月5日(土)、国語科学習デザイン学会のワークショップを開催しました。全国各地から、小、中、高の現役教員や、大学院生が参加をしてくださいました。半日の開催でしたが、大変中身の濃い、充実した会となりました。参会者からも、「斬新な企画もあり、興味深かった」という声をいただき、好評でした。
ワークショップの内容は、以下の通りです。(敬称略)
〇座談会:「研究実践論文の悩み交流会」
話題提供者:
岩崎 直哉(富山国際大学)
上月 康弘(松本大学)
司会:西田太郎(兵庫教育大学大学院)
〇ワークショップ「問いをつくろう」
中学1年生『少年の日の思い出』
小学2年生 『お手紙』
小学3年生 『モチモチの木』
小学4年生 『初雪のふる日』
小学6年生 『海の命』
〇研究実践発表およびディスカッション
1 語り手との対話-注文の多い料理店の読みを考える- 橋本祐樹(東京都世田谷区立等々力小学校)
2 「お手紙」における空所-「問いの検討」を視点として- 古沢由紀(大阪市立柏里小学校)
3 物語教材〈問い〉づくりにおける研究実践報告と今後の展望について 渡辺優菊(東京都府中市立白糸台小学校)
4 オンラインによる読みの交流における学習者の学びの姿―宮沢賢治と小川未明を校外の他者と協働的に読む実践研究― 岩船尚貴(上越教育大学附属中学校)
〇講演「読みの交流研究はどう始まったか」
松本 修(玉川大学教職大学院教授)
本学の学部生や富山国際大学の学部生も参加しましたが、大変刺激を受けたようです。学部生たちは、「現場で研究や実践をし続けている教員に憧れをもった」、「感動した」と話していました。
会の内容だけでなく、大学の教員や現場の教員が真剣に学び合う姿勢そのものに、心に響くものがあったようです。
学部生のうちに、このような場での経験は貴重なものだと考えます。今後の彼らの成長にも期待していきたいと思います。
当日の様子
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