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パラスポーツ論・伊藤ゼミナール合同
車いすバスケットボール体験

スポーツ健康学科
専任講師 伊藤 真之助

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7月21日(金)に講師として加藤正先生をお招きし、車いすバスケットボールを体験しました。加藤先生は、車いすバスケットボールの競技経験はもちろん、冬季種目であるパラアイスホッケーの日本代表選手として5度のパラリンピック出場を経験し、メダル獲得も遂げている、トップアスリートとしての経験をされている先生です。

バスケットボールやラグビーなどで使用する「車いす」は日常生活で用いるものとは形状も性能も全く異なります。まずは、競技用車いすの操作について勉強しました(ストップの仕方、右回転、左回転の仕方など)。

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次に、車いすバスケットボールは通常のバスケットボール同様にトラベリング(ボールを持ったまま3歩以上歩いてはいけない)というルールがあります。車いすに乗った状態でドリブルを1度行うと2回車いすを漕がなければいけません。当然、片手で漕がなければいけない場面も出てくるため、ドリブルしながら前に進むことだけでもとっても難しい動作になります。また、車いす上から放つシュート(バスケットリングは通常の高さと同様)はいつも以上に高く打たなければいけなくてこれもまた大変な動作になります。

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スポーツ健康学科の学生は最初は四苦八苦していましたが、慣れてくるとドリブルも早くなり、シュートも何本も決めることが出来ていました。試合形式のゲームではオフェンスもディフェンスも汗をかきながら一生懸命頑張っていました。次の日に、学生から「腕が筋肉痛でパンパンになった」と教えてくれました。

このような経験を通じて、パラアスリートのすごさや必要な能力がどのようなものかを実感できたと思います。"自分で経験すること"を通じて興味を持ち、パラスポーツの世界にも興味をもっていってもらいたいと思います。

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