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2023/04/25
  • 教育研究情報

長野県日中友好協会にて「米中対立の中での日中ビジネスの現状」について講演

松本大学大学院 総合経営研究科
教授 兼村 智也

さる4月22日(土)、長野県日中友好協会「第26期 日中関係を考える連続市民講座」にて「米中対立の中での日中ビジネスの現状」のお話をさせていただきました。中国には多くの県内企業が進出していますが、競争激化のため撤退する企業もみられています。加えてコロナ禍によってヒトの移動が困難になったり、中国に依存していたモノが届かなくなりました。これに「米中対立」も加わり、中国ビジネスは中国国内で完結させる、日本とはつながりはもたない「デカップリング」が進んでいます。こうした現状について述べ、さらに「経済安全保障」の点から危惧される「技術流出」への長野県警の取り組みも紹介させていただきました。

この市民講座には10年以上にわたってお招きをいただいておりますが、今年は4年ぶりに対面での開催となりました。

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参加者と熱のこもった意見交換できるなど今後も対面が続くことを祈るばかりです。また、こうした機会を通じて中国の現状を知り、その関係を考える市民が「草の根」でも広がることを願うばかりです。

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