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2022/12/26
  • 教育研究情報

健康栄養学科の学生が考案した 「縄文ジビエ料理」の試食会を開催

健康栄養学科 専任講師 長谷川 尋之
健康栄養学科 助手 小木 ひかる

一般社団法人未来投資研究所様が主体の「The Power of JOMON With Gibier」~1万年のパワーを今に活かす茅野の縄文・ジビエ~ 事業に、本学の健康栄養学科の学生が参加しています。本事業は、観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の掲げる看板商品の創出事業」のひとつで、「縄文」「ジビエ」「スポーツ・健康」をキーワードに進められており、本学の学生がジビエ料理のレシピ提案を行いました。

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鹿肉は、低エネルギー・高たんぱく質・豊富な鉄分と良質なたんぱく源である一方、独特の風味や臭みがあり、一般的に美味しいイメージを持たれていません。そこで、本事業では、「スポーツ選手や愛好者をターゲットに食べやすく栄養満点な弁当や補食」と「家庭でも簡単に、美味しく食べられるジビエ料理」の2つのテーマでレシピ開発を行いました。

スポーツ選手向けの弁当と補食は健康栄養学科学生を対象としたレシピ募集の応募作品から選ばれたもので、家庭料理は健康栄養学科の石原ゼミナールの3年生がゼミ活動として検討し進めたものです。レシピ開発にあたっては、茅野市にあるレストラン「エスポワール」のオーナーシェフ藤木徳彦氏をはじめ、多くの関係者の助言を頂き、試行錯誤の末11月下旬に弁当2種類、補食1種類のレシピが完成しました。

試食会は、講義等の都合で学生は欠席しましたが、2022年12月19日(月)に茅野市にあるワークラボ八ヶ岳で開催され、本学教員の長谷川と小木が出席しました。試食会は、信州松本ダイナブラックスに所属するプロバスケットボール選手の武井弘明氏のほか、茅野市の市役所職員様など約20名の参加がありました。提供メニューは茅野市「お食事けんろく」の西尾卓氏が調理しました。参加者の多くから、鹿肉の臭みや風味がなく非常に美味しい、ボリュームがあって食べ応えがあるなど好評でした。

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なお、本事業では、2023年2月に一般の方々を対象にした縄文ジビエ観光のモニターツアーを計画しており、そこでも、本学学生が考案したジビエ料理が提供される予定です。

学生が考案したレシピ紹介

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スポーツ選手向けジビエ弁当 「鹿肉と焼き野菜の弁当」

テーマ:疲れた運動後でも食べやすい、あっさりお弁当

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スポーツ選手向けジビエ補食 「鹿肉ケバブ」

テーマ:片手で食べられるアスリート飯

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家庭で手軽にできるジビエ料理 「鹿肉コロッケとかきひき大根の弁当」

テーマ:茅野市の特産品を活かし、家庭で調理しやすいジビエ料理

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