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2022/10/24
  • 教育研究情報

「初等国語科指導法」における学修の様子

学校教育学科
専任講師 上月 康弘

1年生の「初等国語科指導法」では、1人につき、4回授業を経験します。始めの3回は練習の意味合いもあり、グループの仲間に対して授業を行います。 4回目は、全員の前に立ち、黒板を用いて授業をします。

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国語科は、学びを推進するために、相手意識や目的意識を学習者に持たせることが重要です。そのため、指導案を作成するにあたり、1時間の単位ではなく、単元のまとまりでデザインすることが大切です。

その際、その領域における本質的な内容について、先行研究を参照する必要があります。1年生の学生たちは、指導案作成の前提として、3~4つの論文や書籍等を読み込み、授業を作っています。これが毎週続いています。素晴らしいです。

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教師役、子ども役の学生も、真剣な中にも、お互いを称えたり、協力したりしながら、楽しんで授業に取り組んでいる様子が見られました。松本大学の学生の素晴らしいところは、このような学びに向かう力の強さはもちろん、気持ちのよさ、優しさがあるところだと感じています。

精一杯の「学び」は尊いものです。このような「学び」の場の提供が、私たち教員の責務だと改めて感じました。

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