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チェコ共和国パルドビッツェ大学からの留学生2名がアルピコホールディングス㈱主催の企業研修に参加

国際交流センター運営委員長
観光ホスピタリティ学科
教授 益山 代利子

本学ではこれまでチェコ共和国国立パルドビッツェ大学との国際交流活動を続けてきました。総合経営学部所属の学生による1年間の長期留学や教員間の研究活動も継続してきました。

今回、7月7日よりパルドビッツェ大学経済経営学部の学生2名が、2ヵ月にわたり本学に滞在し長野県下の企業を数社訪問し、日本企業の経営や商慣行について、企業の協力のもと研修を受けながら学び始めました。参加した2名は、経済経営学部3年生のミクラス・アントニクさんとカテリーナ・バブロワさんです。

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まずは初日に松本市役所総合戦略室を訪問したのち、7月11日より5日間にわたりアルピコグループにて英語による特別研修を受けました。宿泊、リゾート開発、ゴルフ場、不動産、運輸業など、幅広い分野での企業経営について、東欧の事例と比較しながら理解を深めました。また、上高地や諏訪、松本市内などアルピコホテルズ株式会社が保有する宿泊施設の現地見学も含まれており、意義ある研修となりました。

中でも、美ヶ原温泉翔峰にて、オランダ人の若女将ノエル・ライカーズさんによる外国人から見た日本的なおもてなしの異文化比較は、日本や英国での実務経験だけでなく、母国の大学院での社会学の学びを基に持論を展開して下さり大変参考になりました。

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最終日には、アルピコホールディングス株式会社の曲渕文昭会長との特別面談も行いました。

観光ホスピタリティ学科の学生も5日間にわたり本研修に参加し、地元の大手企業の経営について理解を深めただけでなく、英語による説明にも触れることができ、語学習得の重要性を肌で感じることが出来ました。チェコ共和国の交換留学生や本学の学生の特別研修を企画して下さったアルピコグループに心より御礼申しあげます。

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