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合格者数、過去最多!「国内旅行業務取扱管理者試験」の結果報告

観光ホスピタリティ学科
専任講師 田開 寛太郎

観光ホスピタリティ学科では、旅行業務取扱管理者に必要な国家資格の試験対策を行っています。旅行会社の各営業所に最低1名はこの資格を持っている人が必要となるため、旅行業界での需要は高いといえます。

また、近年、役所、観光協会や農協観光などの、観光による地域の活性化にかかわる仕事が見られ、有資格者の活躍の場が増えているともいえます。試験勉強を通して、観光に関する様々な知識を得るだけでなく、企画・販売・添乗までの実践的なツアープランニングへの関心を深める機会にもなるので、「観光」や「地域」にかかわる仕事への就職におすすめの資格です。

2021年9月5日(日)に行われた「国内旅行業務取扱管理者試験」において、本学科の学生が17名合格しました。旅行業法、約款、実務などの分野における授業や補習を受けながら、試験対策に向けてコツコツ努力を重ね、多くの学生が合格できたことをうれしく思います。残念ながら不合格だった方は、ぜひ再チャレンジください。合格へのサポートだけでなく、一人でも多くの学生の皆さんが観光に興味を持ってもらえることを全力で応援します。

合格者の声

藤本 優佳さん(観光ホスピタリティ学科3年)

昨年は不合格となり今年は2回目の挑戦でしたが、今年ことは必ず合格するという想いで、平日は最低2時間、休日は5時間勉強すると決め、勉強に励んできました。また、先生方の手厚いサポートもあり、合格することができたと思います。来年は総合旅行業務取扱管理者資格取得を目標に頑張ります。

有賀 香乃さん(観光ホスピタリティ学科2年)

資格取得にあたっては、試験日が近づいてもあまりやる気がおきませんでした。しかし、授業や夏期集中講義での先生方の熱心な指導や試験対策、試験日当日の配慮等、最後まで応援してくださった姿勢が励みとなり、その気持ちに応えたいという一心で何とか合格まで漕ぎ着けられました。これをゴールにせず、総合旅行業務取扱管理者の資格取得を目指し頑張ります。

工藤 太陽さん(観光ホスピタリティ学科2年)

私が合格に向けて取り組んだことは、授業の空き時間を有効に活用することと、楽しみながら勉強することです。また、「まっぷる」など旅行情報誌を購入し、旅行気分を味わいながら勉強しました。近年では、地域限定旅行業者や観光地域づくり法人(DMO)が注目されており、この資格を地域づくりに活かすことも可能です。私も将来的には、地域の観光を盛り上げる一員になれるよう、さらに学びを深めていきたいです。

松原 花奈さん(観光ホスピタリティ学科2年)

私が一番力を注いだのは国内旅行実務で、楽しく学ぶことができるよう工夫しました。ノートにテキストの要点をまとめて、あとはひたすら過去問を解きました。観光地理は先生に勧められた単語帳を使いながら旅番組や写真を見て覚え、旅行業法と観光約款はとにかくテキストを暗記しました。今回の合格は、将来の可能性と自分自身に対する自信を得ることができたと思っています。

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