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2022/01/18
  • 教育研究情報

総合経営学科 兼村ゼミ・清水ゼミ、㈱デリカ社長から地域企業のDX化について学ぶ

総合経営学科
教授 兼村 智也

1月17日(月)、兼村ゼミ・清水ゼミ(3年生23名)の「専門研究」では、松本市内の農業機械メーカー・㈱デリカの金子孝彦社長より同社のデジタル・トランスフォーメーション(DX)への取り組みについてのお話しを伺いました。

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業務全体をITで繋げるDX化は、その一体化・同期化・可視化を進め、業務の効率化、企業の生産性向上をもたらします。そればかりか、人手不足の解消や賃金の上昇にもつながり、地域経済にも効果を及ぼすものとして大きな期待が集まっています。その一方、地域の中小企業のDX化は進んでいるとは言えない状況にあります。そうしたなか、一早い取り組みをみせる同社の導入経緯や理由、具体的な取り組み、それを推進する人材などについてお話しを伺いました。また学生の方からの質疑応答にもお答えいただき、企業にとってDX化とはどのようなことなのか、どのような効果が上がっているのかなど実態に触れることで、その重要性への理解も深まったものと思います。参加学生は近い将来、地域企業に就職することになりますが、こうした経験を活かし、そこでのDX化推進に是非、貢献してもらえればと思います。

本来ならばアウトキャンパス・スタディとして学生を連れて同社を訪問させていただく予定でした。学校での読み書きだけではなく、実際に「企業現場」で見聞きするのは貴重な学習機会となります。しかし、この2年間、こうしたこともできず、感染状況が収まってきた今がチャンスと考えておりましたが、近々の再拡大に伴い、急遽、オンラインでの開催になりました。そうした変更がありながら、ご協力いただき、また学生にもわかりやすくお話しいただきました㈱デリカ・金子社長にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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